奈良県

御所駅前散歩 プチ

奈良の御所(ごせ)駅前の街並みが面白そうなので訪れた。市役所から駅(JRと近鉄がある)方向に向かった。 この様な立地の神社は珍しいと思う。全国にはたくさんあるのかな? 白壁と板塀、まちがいなくカメラを向ける。 この景色、初めてなのに懐かしい。…

藤原宮跡の南にある3跡

藤原宮は天武天皇の時、675年頃から造営が開始されたらしい。686年に天武天皇が崩御、持統天皇の時694年にほぼ完成し遷都したとされる。その藤原宮の南の道路を西から東に向かって歩いた。B級グルメ屋台、真昼間でよかった。夕方ならここで散歩は…

オオタタネコ

マイブログを探ると2010年にここの記事があった。 おそらくそれ以来だろう、久々の大神神社。このでっかい鳥居を抜けてすぐ、参道脇に大きな無料駐車場がある。 神社まで少し遠いが車を停めて参道を歩く。直会殿・能楽堂ができるようだ。この日も、暑か…

牧野(ばくや)古墳

ここに来るのは3回目ぐらいだろうか。広陵町にある竹取公園。舒明天皇陵に行って以来、この天皇の前後左右を色々調べている。推古天皇、聖徳太子、蘇我馬子、天智、天武天皇・・・・・中でも一番気になるのが、舒明天皇の父、押坂彦人大兄皇子。その彦人大…

段ノ塚古墳

桜井市にある段ノ塚古墳。舒明天皇陵とされている。舒明(じょめい)天皇にはさして興味はなかったがここの地名「忍阪」に惹かれてやってきた。舒明天皇と読める石柱があった。坂道を登り始めて間もなく、何やら説明書きが。通称「ちご石」とよばれる神籠石…

橿原市にある古墳

訪問日:2018年4月初旬その古墳は明日香村にあると思い込んでいた。が、行ってみて橿原市であることに気づいた。菖蒲池古墳(しょうぶいけこふん)。この標識の向こうは明日香村、手前が橿原市。この道が境界線のようだ。向かって右が明日香村。この境…

天河大弁財天社

天川村を目指してはいたが、ここという目当てはなかった。何があるのだろう?と思っていると三叉路に突き当った。唯一の予備知識である「ごろごろ水」を頼りに左へ曲がる。気が付くと、外気温は一桁になっていた。ちょっと前なら走れてないな、と思った。車…

丹生川上神社下社

奈良県の天川村を目指していた。五条市から伊勢街道(370号線:慣れた道)で東に入り下市町で309号線(初めての道)を南下した。しばらくして、丹生川上神社下社の標識を見つけた。数年前、上社と中社には行ったがそれ以来、下社のことは忘れていた。…

明日香村へ

正月2日の夜に、「あしたヒィをどっかへ連れっちゃって」と娘に言われた。なんとなく「う~ん、奈良にでも行くか」と言ってしまった。ヒィは小学3年の男子で、戦国時代の歴史好き。だから奈良の、それも飛鳥は合わんなぁと思いながらも到着。念のため聞い…

桜井茶臼山古墳

桜井市にある桜井、あるいは外山(とび)茶臼山古墳を探して歩いた。線路の向こう、左側にあるこんもりした所がそうだろう。線路を渡ってすぐ、琴平神社。鳥居が低い。琴平、いわゆる「こんぴらさん」は大物主を祀る。ここからすぐ北に三輪山、大神神社があ…

新城神社(にきじんじゃ)

大和郡山でもう一か所見たい所があった。どうも車では攻められない場所のようなので歩きにした。せっかくなので郡山城跡に寄った。というより、ここから歩き始めた。波乱万丈の城のようだ。豊臣秀長が領主として入った頃は大和、和泉、紀伊の100万石。こ…

久志玉比古神社(くしたまひこ)

先週、喉が痛くてたまらず耳鼻咽喉科に行った。「きつい扁桃腺炎」だと言われた。なので「一番きつい薬を出します」とも言われた。そして、抗生物質・消炎剤・胃薬を「定番の3点セットです」と言って出してくれた。そんなわけで3日間ほど禁酒・禁煙・寝た…

賣太神社(めたじんじゃ)

天岩戸の前でアメノウズメは、おかめの面をかぶって踊った。そして天孫ニニギの降臨に随伴して天降ったアメノウズメは猿女君(さるめのきみ)の祖となり稗田村に本拠地を置いた。猿女のサルは猿田彦(ウズメの夫?)のサルあるいは「戯(さ)る女」だという…

壷阪寺

平成27年9月のこと。明日香村や高取町には何度も足を運んでいるけれど実は、壷阪寺には行ったことがなかったのでした。何故か?それは、「壺阪寺イコール大きな石仏」というイメージしかなかったからです。でも、そのイメージとは違う姿を知ったので行き…

田原本町(2)

大和川のほとりにある池神社からほぼまっすぐ西へ行くと法楽寺というお寺がある。今は小さなお寺だ。このお寺の参道横にこんな石碑がある。桃太郎のモデルである吉備津彦の父は孝霊天皇で、その皇宮がここにあったということらしい。桃太郎生誕の地というこ…

田原本町(1)

奈良県田原本町。地図を見ると、大和平野のほぼ中央に位置している。奈良は、山の辺の道あたりに目がいきがちだけれど唐子・鍵遺跡があり、平城京と藤原京を結んでいた下ツ道がとおる田原本町も興味深い歴史の町である。大和川に沿って「しきのみちはせがわ…

飛鳥周辺

五条市から高取町へ抜ける県道120号線。ほぼJR和歌山線と並行するように走る。吉野口あたりでは近鉄吉野線も並行する。こういう広い区間もあるが、対向不能な箇所もいくつかある。そういう道だったのか。市尾墓山(いちおはかやま)古墳というのがあった。…

斉明天皇陵

御所市だと思っていたら、高取町だった。御所から東へ曽我川を渡ると高取になる。標識が指す方向を向く。突き当りが目的地のようだ。宮内庁の立て札があった。足元が滑りやすいとの注意書きだった。この時、雨は降っていなかったが下は濡れていた。確かに気…

王寺・平群・斑鳩

タイトルの「王寺・平群・斑鳩」は行った町名を列記しただけのものです。北葛城郡王寺町の王寺駅。市ではなく町なのにでかい駅だ。王寺駅の近く。こんな処に位置していたのかと少し驚く。しばらく南下すると達磨寺がある。推古天皇の発願により建立とある。…

丹生川上神社

吉野宮滝を散策してから丹生川上神社へ行った。丹生川上神社は上社、中社、下社の3社がある。3社はそれぞれ2,30キロ離れていて、この名称は、格式や所在地とは無関係のようであり、何故そうなったのか調べると、これがすこぶるややこしくて、腑に落ち…

宮滝

奈良の吉野にある宮滝というところへ行った。宮滝遺跡とよばれ、縄文から飛鳥・奈良時代までに至る遺構が見つかっている場所である。吉野歴史資料館。のんびりと見学。資料館付近の風景。吉野離宮があった付近と思われる。離宮といえば、桂離宮が有名で現存…

豊浦寺跡と古宮土壇

明日香のことを考えていて、そういえば古宮土壇を見たことがないなぁ、と思い立って急遽出かけた。明日香はやっぱり歩き。でも、レンタサイクルも多かった。今日のテーマは、すべてこの解説に簡潔に書かれている。ここ向原寺は豊浦宮があったところで、その…

矢田寺

大和郡山市の矢田寺。ゆるやかに登ってゆく参道前にはいくつもの有料駐車場がある。季節外れのためか無料開放状態。道の真中に柿ひとつ。歩いているときは気づかなかった。山門には「金剛山寺」とある。おお、歩き応えのありそうな石段が見える。ほぼ直線の…

松尾寺

昭和天皇実録は24年5ヶ月をかけた。日本書紀は約40年といわれている。比較してもはじまらないが、どちらも大変な労力である。 天武天皇の皇子である舎人親王が自らの厄除け(42歳)と日本書紀の完成を祈願して創建されたという松尾寺。 北総門。 北…

唐招提寺

ここも去年の訪問です。平成25年11月。 唐招提寺です。好きなお寺です。だまって見つめることにします。 こんな紅葉だったんだなと驚くばかりです。

大和神社

ナビで「ヤマトジンジャ」と探しても、ない。ネットで調べると「オオヤマトジンジャ」と分かった。一の鳥居をくぐるとすぐ左手に駐車場があった。長い参道だ。 二の鳥居。ここは、朝廷がつけた社格「二十二社」のうち「中七社」のひとつである。 境内。祭神…

ヤマトタケル

ヤマトタケルは、古代史にあって結構な有名人です。仲哀天皇の父、ということは応神天皇の祖父ということになります。古事記では「倭建命」、日本書紀では「日本武尊」と書かれていてストーリーも記紀では相当に異なるようです。 ヤマトタケルは死して白鳥に…

石上神宮

石上神宮(いそのかみじんぐう)へ行きました。その時は気付かなかったけれど、いま写真を見るとぽつんと秋があります。 神宮とは特別な神社で、日本書紀では伊勢と石上のふたつだけらしい。 拝殿。(国宝)主祭神は「布都御魂大神 (ふつのみたまのおおかみ…

甘樫丘

幾度となく訪れた明日香村。そして、はじめての甘樫丘。 前を流れる飛鳥川。 弥勒石。拝むと下半身の病気が治るそうです。 麓の駐車場に車を停めて少し登るとふた手に別れる。左に行ってから、右に行った。 川原展望台。登りきって、ちょっとドキっとした。…

不退寺

世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし この歌は在原業平らしいが、なぜか未だに結びつかない。何故なんだろう。海龍王寺からほぼ真っすぐ東に進むと、道標が見えた。 すっかり雨模様。 小さなお庭です。 これは多宝塔だったとおもいます…