久志玉比古神社(くしたまひこ)



先週、喉が痛くてたまらず耳鼻咽喉科に行った。
「きつい扁桃腺炎」だと言われた。なので
「一番きつい薬を出します」とも言われた。
そして、抗生物質・消炎剤・胃薬を
「定番の3点セットです」と言って出してくれた。

そんなわけで3日間ほど
禁酒・禁煙・寝たきりのマナーモードになっていた。




前回
「もう一か所、大和郡山にある神社を訪ねました。」
と書いてそれっきりだったので、再開。

もう一か所とは
矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこ)。 







楼門。






これが噂のプロペラか。







この両脇の物体は「綱掛祭」で使う大注連縄と思われる。







楼門から二の鳥居、そして拝殿まで石畳は斜めに通っている。

白っぽい砂利を敷きつめたこのあたりを「白庭」というらしい。
ニギハヤヒが「大和の国の鳥見の白庭山に移られた」
ということをイメージしているようだ。





矢落大明神。ニギハヤヒのことです。

ニギハヤヒが天降ったとき3本の矢を射って
その矢の落ちた処に住まいを定めようとした。
その3本の矢は皆この地に落ちた、らしい。




二の矢が落ちたと伝わるところ。

注連縄で囲まれているのは天磐船のかけら、あるいは
天磐船が降りた際に盛り上がったと伝わる石、らしい。




久志玉比古とは櫛玉彦、つまり櫛玉饒速日命と思われる。







まず河内に入り生駒を越えて矢田に来た、のだろうか。
そして、三輪山の神となった。



天磐船の伝承から航空祖神となっているようだが
「矢落大明神」の文字を見ると、落ちるはないやろ
と思ってしまう。



平成28年1月