2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年振り返り(終)

9月の続きから。この頃は台風の被害があちこちに見られた。いや、今でもブルーシートをよく見かける。9月泉佐野市を散策。蟻通神社。オオクニヌシを祀る。紀貫之の和歌や、枕草子にその名や縁起がでてくるそうな。かつては熊野街道沿いにあり、「蟻の熊野詣…

2018年振り返り(2)

2018年5月の写真が一枚もない。5月の出来事は、藤井7段誕生、日大アメフト事件など。個人的にも何かあった記憶がない。いい季節だというのにどこもに行かなかった、のか。6月桜井市忍阪にある舒明天皇陵。お父さんの押坂彦人大兄皇子に興味を持った。…

2018年振り返り(1)

ブログを始めた年から続いている振り返り。ここまでくると意地。続けるしかない。1月明日香村。謎の大寺と云われる川原寺跡。斉明天皇の川原宮の故地だったという説が有力らしい。泉南市にある種河神社。スサノオを祀る。スサノオを祇園天王というらしい。 …

今回の旅(終)

大宰府は福岡平野の奥まったところ。吉野ヶ里は筑紫(佐賀)平野の奥まったところ。背振山をはさむだけで、この2か所はそう遠くない。吉野ヶ里から長崎自動車道、大分自動車道で中津市に向かった。羅漢寺。岩肌にへばりつく、あるいは埋め込まれるようにし…

今回の旅(2)

旅先の宮地嶽神社で竜王戦に遭遇した。この記事を見ると第2局だったようだ。最終の第7局が今日(2018.12.20)から 下関の春帆楼で行われる。下関に行かなかったら春帆楼も知らなかった。いつにも増して結果が気になる。さて旅の続き。福岡平野にある神社を…

今回の旅(1)

邪馬台国は九州にあって九州王朝も存在した。こう考えると腑に落ちることが多いのでそう思っている。今回の旅はその北部九州をメインに旅程を考えた。ほとんど有名どころだけれど振り返ってみる。山陽道。宮島SAのスターバックス。その前方の景色。鳥居の…

大石神社と赤穂城跡

はっきり言って、いわゆる忠臣蔵は好きだ。で、赤穂にやって来た。昼食をとった店のまわりをウロウロ。このバス停をみて「えっ、くらのすけとちゃうやん!なんでやねん」とつぶやいた。標識をみると前方は、西浜工業団地、赤穂磯産業団地と書いてあった。目…

玉祖神社

山口市から南下して防府市に入った。周防国一宮、玉祖(たまのおや)神社がある。駐車場に立って、来た道を振り返る。奥に一の鳥居があり、その向こうは山陽道。三種の神器のひとつ、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を造ったとされる玉祖命(たまのおやの…

瑠璃光寺

今年の旅は北部九州がメインだった。宗像大社から西へ、そして南へ、そして東へ宇佐神宮。あとは少し寄り道をしながらゆっくり帰ろう。山口市まで戻ってきた。綺麗な五重塔があるという瑠璃光寺に寄るためだった。この男性を見て、五重塔のありかがすぐ分か…

宇佐神宮

中津市から宇佐市に入った。 「USA」はアメリカだとばかり思っていたが「宇佐」もそうなんだと気付かせてくれた。すべてがでかい、と思った。駐車場から境内に入り右手を見る。鳥居があってその向こうには店が並んでいる様子。まっすぐ進むと神橋。メイン…

中津城

中津市に入った。日暮れまでに少し時間があったので中津城を見に行った。大河ドラマ「軍師官兵衛」は2014年だった。もっと前のような気がしていたがそう古くはない。官兵衛は岡田准一、はっきり覚えている。光姫は中谷美紀、あんまり覚えていない。何故…

羅漢寺

今回の旅程を考えていて一番迷ったのは平原遺跡、つまり伊都国から西の末蘆国へ行くかどうか。 行けば「呼子のイカ」も歓待してくれるだろうし・・・。 しかしながら、最終的には東を選んだ。目的地は宇佐。 吉野ヶ里から大分の中津方面へ向かう途中、羅漢寺…

吉野ヶ里遺跡

弥生時代は ・前期(BC5~BC2) ・中期(BC2~AD1) ・後期(AD1~AD3)の約700年間で吉野ヶ里ではこの全ての時期の遺構、遺物が発見されているという。その吉野ヶ里遺跡のことはテレビやネットなどで大体のイメージをつかんでいた・・…

大宰府と観世音寺

古代の地形から「記紀」の謎を解くという本を買ったのはアマゾン履歴を見ると2014年1月だった。古代史について興味深いブログがあって、数か月前から読んでいたが そのブログの主が冒頭の本の著者だと気付いたのはつい最近だった。九州二日目の朝一、大…

平原遺跡

九州に入ってから ・宗像大社 (主祭神:宗像三女神) ・宮地獄神社( 〃 :神功皇后) ・香椎宮 ( 〃 :仲哀天皇) ・筥崎宮 ( 〃 :応神天皇)と、北の方から概ね南西方向へと順番に観た。 その流れで平原(ひらばる)遺跡に行こうとしていた。が、ナビ…

筥崎宮

筥崎宮の「筥」も箱の一種だが、特に円筒形のものをいうらしい。神功皇后が応神天皇を出産した際に、胞衣を筥に入れてこの地に埋めたという言い伝えが筥崎(地名の箱崎)の由来だという。筥崎八幡宮とも呼ばれ、応神天皇を主祭神とする。この辺り(九州)の…

香椎宮

祭礼のとき天皇より勅使が遣わされる神社を勅祭社といい伊勢の神宮は別格として、ほかに現在16神社あるらしい。九州では、宇佐神宮と香椎宮の2社があり、10年ごとに勅使が遣わされる。香椎宮(かしいぐう)。公式ホームページによると主祭神は仲哀天皇…

宮地嶽神社

そこのホームページを開くと最初に出てくるのが1600年前、その山は九州北部王朝の聖域であった。という文言だ。宗像大社から10キロほど南にある宮地嶽神社。昔ながらの門前町。神功皇后、そして勝村大神、勝頼大神を祀る。勝村大神、勝頼大神は神功皇…

宗像大社

関門海峡には3本のトンネルがあるとはじめて知った。 ・関門鉄道トンネル(山陽本線) ・新関門トンネル(山陽新幹線) ・関門国道トンネル(2号線)が、今回通ったのは関門橋。九州第一番目の訪問先は宗像大社。祭神の親子関係や何やらで 裏伊勢 という呼…

下関まで

2018年の秋旅は、北部九州を回ることにした。和歌山からは遠い。初日は山陽道をただただ走るのみ。一挙に九州までとも考えたが、その一歩手前の下関で一泊とした。吉備SA。らしからぬ光景が広がる宮島SA。無料の双眼鏡が2台。片方はダメでもう片方…

藤原宮跡の南にある3跡

藤原宮は天武天皇の時、675年頃から造営が開始されたらしい。686年に天武天皇が崩御、持統天皇の時694年にほぼ完成し遷都したとされる。その藤原宮の南の道路を西から東に向かって歩いた。B級グルメ屋台、真昼間でよかった。夕方ならここで散歩は…

ピンチヒッター

もうひと月以上前になる。2018年7月26日。娘一家が行く予定だった阪神・広島戦。しかし、旦那が仕事の関係でリタイア。で、ピンチヒッター(運転手)に私ジジィが選ばれた。熱中症対策だけ考えて出かけた。この日の先発は「背番号19FUJINAM…

オオタタネコ

マイブログを探ると2010年にここの記事があった。 おそらくそれ以来だろう、久々の大神神社。このでっかい鳥居を抜けてすぐ、参道脇に大きな無料駐車場がある。 神社まで少し遠いが車を停めて参道を歩く。直会殿・能楽堂ができるようだ。この日も、暑か…

牧野(ばくや)古墳

ここに来るのは3回目ぐらいだろうか。広陵町にある竹取公園。舒明天皇陵に行って以来、この天皇の前後左右を色々調べている。推古天皇、聖徳太子、蘇我馬子、天智、天武天皇・・・・・中でも一番気になるのが、舒明天皇の父、押坂彦人大兄皇子。その彦人大…

段ノ塚古墳

桜井市にある段ノ塚古墳。舒明天皇陵とされている。舒明(じょめい)天皇にはさして興味はなかったがここの地名「忍阪」に惹かれてやってきた。舒明天皇と読める石柱があった。坂道を登り始めて間もなく、何やら説明書きが。通称「ちご石」とよばれる神籠石…

橿原市にある古墳

訪問日:2018年4月初旬その古墳は明日香村にあると思い込んでいた。が、行ってみて橿原市であることに気づいた。菖蒲池古墳(しょうぶいけこふん)。この標識の向こうは明日香村、手前が橿原市。この道が境界線のようだ。向かって右が明日香村。この境…

桃山の桜

今日ふと思い出した。少し前(4月2日だった)に撮った桜の写真を。それは、初めて気付いた桜で、いつも通る道から少し入った処にあった。場所は、桃山町。そのいつも通る道から入ってみると、そこは墓地だった。満開から少し散りはじめの時期だった。この…

これしかない、かな。

人混みは、できれば避けたい性分ながらこの時期だけは、そうは言ってられない。今年の桜は「一気咲き」。3月26日岩出市になって随分経つが・・・つぼみと満開に近いのと。裏見、かな。覚鑁上人荼毘所。不動堂前。3月28日初訪問。トンネル感あり。駐車…

天河大弁財天社

天川村を目指してはいたが、ここという目当てはなかった。何があるのだろう?と思っていると三叉路に突き当った。唯一の予備知識である「ごろごろ水」を頼りに左へ曲がる。気が付くと、外気温は一桁になっていた。ちょっと前なら走れてないな、と思った。車…

丹生川上神社下社

奈良県の天川村を目指していた。五条市から伊勢街道(370号線:慣れた道)で東に入り下市町で309号線(初めての道)を南下した。しばらくして、丹生川上神社下社の標識を見つけた。数年前、上社と中社には行ったがそれ以来、下社のことは忘れていた。…