2012-01-01から1年間の記事一覧

2012年振り返り

1月 太子町散策 推古天皇陵 2月 スカイツリー竣工2月29日榮山寺 国宝八角堂 3月 岩手、宮城、福島の地上アナログ放送終了3月31日信貴山おきまり写真 4月根来寺と記念写真 さむい花見(さくらが見当たらない)これから7千キロくらい走って、さよ…

近江孤篷庵

小堀遠州は近江小室藩初代藩主というよりも、茶道、華道、建築、作庭の方が有名。茶の湯は「きれいさび」と呼ばれ、駿府城修復や名古屋城築城には作事奉行として参画したらしい。ここ長浜市にある近江孤篷庵は小堀遠州の菩提寺。 駐車場から孤篷庵への道すが…

向源寺

大通寺と同じ長浜市にある真宗大谷派のお寺です。 駐車場から歩き始めると、こんな大木が。 いろんなものがありますな。 山門。石碑には、国宝観世音と彫られています。にしても、正面の木は意図的なのか。 本堂。この左手に、当寺に属する渡岸寺(どうがん…

大通寺

長浜市にある大通寺表参道を歩きながらよそ見撮り 仏教宗派は十三宗五十六派あるそうな。法然を開祖とする浄土宗四派の総本山は知恩院。親鸞を開祖とする浄土真宗十派のひとつ本願寺派の本山は西本願寺、東本願寺を本山とするのは大谷派。十派以外に、東本願…

龍蔵院

あまりにも低い視聴率が話題になっているNHK大河ドラマ「平清盛」ですが、私は欠かさず見ています。画面が汚いとか、台本がむちゃくちゃだとか、マイナス面での話題が多いように思います。私の場合は、松山くんの清盛には未だ馴染めませんが、脇を固める…

横蔵寺

華厳寺から10数キロ西北にある横蔵寺。803年、最澄の創建と伝わります。 赤い医王橋を渡りきって左手に見えてくるのが山門です。写真右手には寺門があります。寺門と山門? 「山門寺門の抗争」というのがあるそうです。この場合、山門は延暦寺、寺門は…

華厳寺

西国三十三箇所第三十三番札所華厳寺。三十三箇所の中で唯一、近畿ではないところにあります。 参拝者はポツリポツリとまばらだったのですが、帰りがけ見てみると、店先のみかんは、きれいになくなっていました。 なだらかな参道の先にある山門。 山門をく…

広隆寺

京都太秦にある広隆寺は平安遷都以前からあって京都最古の寺院といわれています。 聖徳太子信仰の寺でもあって、この上宮王院は聖徳太子立像を祀り、本堂となっています。 広隆寺といえば、弥勒菩薩半跏思惟像。国宝第1号として有名です。その他、数々の仏…

天智天皇稜から智積院

元慶寺参拝のあと、天智天皇稜へ寄りました。中臣鎌足と談山神社で語らい蘇我入鹿を暗殺したあの中大兄皇子です。木々に囲まれた緩やかな丘陵地にあります。天智天皇、時は飛鳥時代。この時代を含め、平安時代までの陵は、ほぼ奈良や大阪にあります。平安以…

円興寺

「史跡の里青墓町」として知られる青墓(おおはか)の里にある円興寺。最澄の開山と伝わります。 青墓の里は青墓宿があったところで、今様をうたう乙前(おとまえ)が暮らしていた処です。乙前は、後白河院の今様の師であり、その乙前の師は、西行の祖父であ…

元慶寺

西国三十三箇所番外。小さなお寺です。鐘楼門。 本堂。六歌仙のひとり、遍照の創建と伝わります。 普通、御朱印は山号や寺号など3つの朱印が押されますがここだけは4つあります。唯一天皇のまま、ここで落飾された花山天皇に因んで、菊の朱印が加わります…

世尊寺

明日香村へ行く道すがら、世尊寺というところによりました。着いてみると、比曽寺跡ということになっていました。 山門をくぐると、なにかしらただならぬ雰囲気が漂います。境内は広く、それでいて包まれ感がある。 飛鳥時代にはあったお寺のようです。そし…

飛ぶ魚

橋を歩いているとバシャバシャと音がする。魚が飛んでいる。ここは川、それも少し汚い。調べてみると、川魚でも飛ぶらしい。でも、名前はわからない。

本陣交差点と大澤寺

奈良県五條市に本陣交差点という大きな交差点がある。大雑把にいうと国道24号線が東西に走り、国道310号線が北へ、国道168号線が南へのびる。地図でいえば、交差点右上にある櫻井寺に天誅組の本陣がおかれたことからこういう呼び名になったらしい。 …

豊国神社あたり

地図を見れば、六波羅蜜寺から少し南に方広寺、豊国神社とあったので行きました。 五条通り(国道1号線)を少し下ると、銭湯がありました。「本日あります」素晴らしい日本語です。 ひと気の少ない路地を下ると大きな石垣に出くわします。左下の石碑には「…

六波羅密寺

空白があと3つとなった西国三十三箇所納経軸。清水寺のあとは第17番札所六波羅蜜寺。 醍醐天皇第二皇子、空也上人の開創。 境内は狭く、目に付くものといえば清盛塚。 六波羅蜜とは、次の六つの修行を意味してるそうです。布施、持戒、忍辱、精進、禅定、…

清水寺

母親から受け継いだ西国三十三箇所納経軸。空白はあと4つとなりました。 第十六番札所、清水寺。あまりに有名で、書くべきことも見つかりません。 残すは、あと3つ。 撮影日:平成24年8月29日

満願寺

湯浅町にある満願寺というお寺です。JR湯浅駅のすぐ東側で、高野山別院とあります。 本堂。左手にはお墓があります。不動明王もおわし、あまり見かけない景色です。 不動明王。その奥に、これも珍しいほど長い縁起が書かれた板があります。 縁起の抜粋。 …

平等院

宇治の平等院。開基は藤原氏の全盛を築いた藤原頼通。 行列のできた表門。猛暑の中まいった。お寺の受付に並ぶのは初めての経験。 鳳凰堂内部の拝観に向かう人達。結局私は1時間半待ちに耐えかねて、入らず。 鳳凰堂。猛暑のため(言い訳)、写真はことご…

萬福寺

宇治市にある萬福寺。黄檗宗大本山。 総門。主屋根の上に小屋根がのった中国風。土地は徳川家の寄進だそうです。 開山は中国明の僧、隠元禅師。1661年。山門。 山門にある隠元筆の扁額。 めずらしい蓮でも有名なようで、蓮祭りというのもあるそうです。 山…

ああ、二つ鳥居

雨に煙る天野の里、あるいは雨上がりの天野、いいなあ。雨の中、車を走らせた。道すがら、前回残念した「二つ鳥居」に行き先を決めた。 丹生都比売神社第二駐車場から歩く。 雨は梅雨らしく「しとしと」程度。けれど、というかやっぱり蒸し暑い。 西行堂は前…

最上廃寺跡

桃山町に美福門院のお墓と伝わる場所があります。この大きなクスノキの一帯で、最上廃寺跡とも尼岡御所跡とも言われています。 写真右手の方(南)は小高い丘陵地帯で(今は工業団地)尼岡と呼ばれているそうで、尼寺があったと伝えられています。 クスノキ…

金剛峯寺

随分と訪れた高野山の中で一度も行ったことがないところ。今日はそのひとつ、金剛峯寺に絞って行きました。 正門。(写真奥、ちょっと見にくいです)1593年に再建された当時のままだそうです。 正門に近づくにつれ、檜皮葺の屋根がだんだんと大きく見え…

円成寺

奈良から柳生に至るいわゆる柳生街道沿いにある円成寺(えんじょうじ)というお寺です。縁起は、定かではないようです。 平安時代の浄土式庭園と奥に楼門が見えます。楼門は応仁二年の再建とあります。 境内に入るとまず、昭和から平成にかけて再建された多…

新薬師寺周辺

奈良国立博物館で一時間ほど過ごしたあと、新薬師寺に向いました。平日だというのに、人、人、人。そして標識を見れば、う~んと迷ってしまう。が、初心貫徹。 標識どおり左に曲がれば、人も車も見当たらない。奈良公園を少し離れただけで・・・。 新薬師寺…

賀名生皇居

奈良県五條市にある賀名生(あのう)というところは梅林で有名らしいですが「皇居」があるということで訪れました。この茅葺き屋根の家が皇居です。 後醍醐天皇が足利尊氏に追われ吉野への途中ここに住まいしたとあります。「皇居」の扁額が見えます。 ここ…

岩船寺

浄瑠璃寺とセットのように語られる岩船寺です。729年聖武天皇が行基に命じて建立とあります。 阿字池の向こうに見える本堂は1988年の再建のようです。 鎌倉時代の十三重塔。このお寺もアジサイ寺として有名なようです。 奥にある三重塔。室町時代のよ…

願成寺

海南市にある願成寺(がんじょうじ)というところに行きました。普通に車で行っても面白くないので亀池公園に車を駐めて歩くことにしました。本によると約30分。最初は川沿いに平地を歩きます。 この日は、日差しが強く、途中からはたらたらと坂道で、行け…

海住山寺と恭仁京

当尾の里から北へ向かい木津川を渡り海住山寺(かいじゅうせんじ)というお寺に行きました。そんなに高い山ではありませんが、車でも体に力が入るほどの急坂です。 本堂 今、奈良国立博物館では解脱上人貞慶の特別展が開かれています。このお寺は、その解脱…

浄瑠璃寺

京都と奈良の県境に、当尾(とうの)の里というところがあります。南都仏教の世俗化をきらった僧侶達が穏遁した地らしいですが、京都府でありながら、空気感はあきらかに奈良です。 この一帯は、鎌倉時代の石仏群でも有名です。車道を少しそれるとこういう…