壷阪寺


平成27年9月のこと。

明日香村や高取町には何度も足を運んでいるけれど
実は、壷阪寺には行ったことがなかったのでした。

何故か?
それは、「壺阪寺イコール大きな石仏」という
イメージしかなかったからです。

でも、そのイメージとは違う姿を知ったので行きました。


西国札所6番というのは、知っていました。








あちこちでよく見かけるさざれ石。ですが
「国歌に歌われている・・・」と書いてあります。
この表現は「国歌は、このさざれ石を詠んだもの」
ととれますが、ちがいますよね。









どうしても乳首に目がいきます。









天竺渡来の大釈迦如来石像だそうです。
このお寺は、インドとの繋がりが深いようです。









これは観音石像のようです。でかいです。









釈迦一代記を彫ってあるらしいです。








奥の建物は、禮堂(礼堂)だそうです。
それにしても石造物が多いのです。








三重塔。








お里・澤市。そうです、ここでした。
手すりから下の谷を見たら、足がすくんだのでした。








八角円堂。
日本初の八角堂ではないか、と書いてある。
(他には法隆寺夢殿・栄山寺八角堂・興福寺北円堂など)

壺阪寺は703年の創設とされているが、その年は、
持統天皇の火葬が行われた年でもあるらしい。








八角円堂の外廊下には、
二上山のビューポイントですと書かれた案内板があった。
あれかな?








このお寺は、
文武天皇が祖母である持統天皇の供養のために建てた、
という話には納得するものがあります。









実は、その話に触発されてやってきたのでした。








藤原京の中心を貫く朱雀大路
このお寺は、その延長線上にあるのです。
聖なるライン上には、天武・持統天皇陵もあります。









「観音さまの手」と書いてありました。これもでかい。








西を向いてらっしゃる。
もう少し北の方が見晴らしはいいと思うのですが。



やっぱりイメージだけで見てはいけませんね。
ひとつひとつ丁寧に調べてみないといけませんね。


平成27年9月