矢田寺

大和郡山市の矢田寺。
ゆるやかに登ってゆく参道前にはいくつもの有料駐車場がある。
季節外れのためか無料開放状態。

道の真中に柿ひとつ。歩いているときは気づかなかった。








山門には「金剛山寺」とある。









おお、歩き応えのありそうな石段が見える。








ほぼ直線の石段を登り切ったところ。ここから左に折れて、くねくね登る。








この空に突き抜けた景色がいい。









風格のある綺麗な参道。








山を背に、どっしり感のある本堂。









参道脇にあった。
このお地蔵さんに味噌をなめてもらったら、いい味になったらしい。








大海人皇子壬申の乱の折、戦勝祈願にここを訪れたという。
なぜ、この地に来たのだろうか。

壬申の乱に勝って、天武天皇として即位した後
勅願によって開基したお寺ということです。









お寺にしては、珍しい色合いではないでしょうか。









本堂裏手に矢田寺八十八ヶ所霊場めぐりという道があるらしい。
「らしい」というのは、歩かなかったからです。









少し登っただけだと思ったが、見晴らしはいい。









ここは法隆寺にも割合近い。
聖徳太子、というより蘇我氏にゆかりのある土地なのかな。
だから大海人皇子が来たのかな、などと夢想した。









急ぎ足の訪問でしたが、ほっこりできました。


「矢田の大石」も見たかったのですが、道がわからず断念。
いつものように「行けばわかるやろ」と思ったのが間違いでした。
目印ひとつ見つけられませんでした。


平成26年10月