2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

伊勢・猿田彦神社

外宮から猿田彦神社へ。どうも内宮の近くにあるらしい。サルタヒコは「大神」。神位が高い。天狗のモデルになるほど容貌が異様。なぜ、女神を表す内削ぎの千木なんだろう。当神社の祝詞では「サダヒコノオオカミ」というらしい。出雲の佐太神社を思い出す。…

伊勢・外宮

伊勢・外宮の神職、渡会(わたらい)氏の祖に天村雲命がいる。「あめのむらくも」スサノオがヤマタノオロチの尻尾から取り出した剣、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)と同じ名称だ。この神剣は、スサノオからアマテラス、ニニギと渡り、倭姫によって伊勢…

松阪城址

1588年、キリシタン大名の蒲生氏郷(洗礼名レオン)による築城。1590年、氏郷は会津60万石に移る。1619年、南伊勢が紀州藩の藩領となってこの松阪城に城代が置かれた。野面積み。氏郷は近江の生まれで、地元の穴太衆に任せた。安土城と同様の…

和歌山街道(3)

珍布峠を越えて国道166号線に戻ってきた。しばらく歩くと道端にでっかい赤い桶があってその桶の前にあったのが水屋神社。主祭神は・・・え~っと、誰?真ん中のスサノオか、右端のアマテラスか?後でわかった。スサノオの右隣にいるアメノコヤネ。春日神…

和歌山街道(2)

道の駅、飯高駅で見つけた看板。新日本歩く道紀行100選 歴史の道和歌山街道珍布峠ウォーキングコース歩く道紀行100選?似たようなものがいっぱいあるが調べると去年(2016年)設立された「新日本歩く道紀行推進機構」というNPO法人が自治体から…

和歌山街道(1)

ちっちゃい頃から「紀州55万石」と刷り込まれてきた。それはそれで間違いないのだが、内訳があった。紀伊国約37万石、伊勢国約18万石。江戸時代の伊勢国とは今の三重県の南半分くらいだろうか。紀州藩は松阪城に城代を置いた。和歌山城と松阪城を結ぶ…

上賀茂神社

アヂスキタカヒコネという神、別名 迦毛大御神(かものおおみかみ)。宗像三女神のひとりタギリヒメとオオクニヌシとの間に生まれた子で御所市の高鴨神社に祀られていて、この神社は鴨氏発祥の地とされる。出雲と葛城か・・・思考はいったんここで止まってし…

松尾大社

「延喜式」といわれる律令の施行細則は、22年をかけて927年に完成。50巻に及ぶらしい。その巻9、10が通称神名帳といわれる。そこに記載されている2861社つまり式内社が当時朝廷から重要視されていたことになる。一宮制度というのもある。その…

大徳寺

京都市北区にある大徳寺。私のような一般の参拝客は、もちろん有料駐車場。とにかく塔頭が多い。そして境内が広い。禅宗のひとつ臨済宗大徳寺派の大本山ということらしい。臨済宗は1202年、栄西の建仁寺派に始まるとされ、ここはその120年以上も後の…