2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年振り返り

1月 元横綱大鵬・納谷幸喜さん死去。それはそれは綺麗なお相撲さんでした。弘川寺、長保寺、二上山など、それから高野の町石道を少し歩いた。 2月 露に直径17㍍1万トンの隕石落下。驚愕の出来事だけど忘れていた。道成寺、秋篠寺、唐招提寺、甘樫丘など…

浄土寺

今回の旅で最後に立ち寄ったのが小野市にある浄土寺。このありそうでない標識が駐車場の横に立っています。 目的は国宝の浄土堂と阿弥陀三尊像。 私の習性は、入口からとにかく奥に進んでから戻る、というもので奥に進みました。そこにあった開山堂。境内の…

旧閑谷学校

岡山備前市にある旧閑谷(しずたに)学校。説明書きのとおり、江戸時代初期32年を費やして造営された日本最古の庶民学校とのことです。 まばらに見えますが、たくさんの人でした。 校門をくぐると、なんとも心地よい空間に出会います。 右側に見えているの…

和気神社

ここも予定にはなかったが、道中気づいてしまえば寄るしかない。和気氏の氏神。境内は広々としている。 二の鳥居前に大きな和気清麻呂の銅像が立っている。 そのすぐそばに、何故か「さざれ石」が置かれている。 狛いのしし、というらしい。犬でないのは清麻…

志野神社

神功皇后の行幸地とされる「小竹(しの)宮」の比定地のひとつである志野神社を探しに行きました。場所は、紀の川市北志野。 志野(しの)という地は、亡き父の生まれ故郷。50年前には幾度となく訪れていた場所です。だからおおよその場所はわかりますが、…

備中松山城

最近、竹田城跡の人気がすごいようだが、このお城も雲海に浮かぶ時があるらしい。三大山城のひとつで、最も高いところに現存する。 駐車場から20分ほど登ってゆく。 大儀であった、と言われてもなぁ。それにこれは「心得」なのかなぁ。まっいいか。 見えて…

鬼ノ城

今回の旅の目的地のひとつ、鬼ノ城。車で細い山道を登ると、そこそこ広い駐車場がある。車をおりて少し歩いてゆく。 復元された西門が見えてくる。 角楼と呼ばれる遺構のそばを通って西門に向かう。 西門。城内の敷石はめずらしいそうな。温羅の拠点だったら…

最上稲荷

ここも予定にはなかったが、やたら目につく「日本三大稲荷」の看板に導かれて寄ってみた。この大きな鳥居から、数キロ走ってやっと駐車場に着いたと記憶している。 大きな駐車場に車は2,3台。勢いよく奥につけると、どこからかおじさんが近づいてきて、や…

備中高松城

予定にはなかったが、備中高松城跡に寄った。公園になっている。ここにお城があったのか。無防備きわまりない。なぜ秀吉は手こずったのだろう。 確かに礎石がある。ここが難攻不落の城だったのは、周囲の沼地に由来するらしい。 黒田官兵衛が秀吉に水攻めを…

備中国分寺

聖武天皇の詔(みことのり)は「朕は徳の薄い身であるが・・・」で始まる。この詔で全国60余りの国分寺の創建がなされた。 岡山県総社市の備中国分寺跡。国分寺跡の中でもシンボル的な存在だと思います。 境内。右に見える高い二本の塔以外は特に印象はあ…

吉備津神社

吉備津彦命が温羅と戦ったときの本陣がこの地らしい。 吉備津彦は第7代孝霊天皇の第三皇子で「桃太郎」のモデルであるというのが定説です。お姉さんに倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)がいます。箸墓古墳には、モモソ姫の墓だと書いた説…

笠置寺

上野城からの帰り、柳生への道を地図で探していると「笠置寺」が目にとまった。寄ってみるか。やっと車一台通れるような狭い山道を登ってゆく。 どういう処なのか予備知識なしで到着。開基は天武天皇とあった。見どころは磨崖仏。後醍醐天皇の行在所跡もある…

伊賀上野城

伊賀市にある上野城。高石垣を見に行きました。「未完の堅城」という呼び方もあるらしい。 なだらかな坂を道なりに進むと俳聖殿という建物がありました。芭蕉の生誕300年を記念して昭和17年に建てられたそうです。建物上部から芭蕉の笠、顔、蓑と衣、さ…

石上神宮

石上神宮(いそのかみじんぐう)へ行きました。その時は気付かなかったけれど、いま写真を見るとぽつんと秋があります。 神宮とは特別な神社で、日本書紀では伊勢と石上のふたつだけらしい。 拝殿。(国宝)主祭神は「布都御魂大神 (ふつのみたまのおおかみ…

石塔寺

苗村神社からすこし東へ行ったところに石塔寺(いしどうじ)があります。白洲正子さんの本で知りました。 受付の右側に本堂があります。ですが、心はすでに石段を登りきったところにありました。 少々長い石段ではありますが、勾配はそれほどきつくありませ…

苗村神社

近江平野にある苗村(なむら)神社というところに行きました。近江平野とは、琵琶湖の東南に広がる平野で近江盆地とは、琵琶湖の東西南北ぐるり一周、つまり滋賀県の中央部をいうらしい。 名神竜王ICをおりて、超巨大なアウトレットモールに驚いたあとだだ…

御坊市散策

和歌山県御坊市。和歌山県の市町村であきらかに南北に長いのは、かつらぎ町と御坊市しかないと思われます。他は四角っぽいか東西に長い。人口は2万5千。ピークで3万ちょっと。この御坊市には「日本一」がいくつかあります。 そのひとつが紀州鉄道。日本で…

高野山女人堂など

高野山の女人堂を見たくて行った。正確に言うと、女人堂の位置とそこを通っている道を確認したかった。 ※これは不動坂口女人堂です。 女人堂の前。ここから下って行く。 女人堂から下ってくる路線バス。急坂には見えないが、バスは苛立つほどゆっくり下って…

宇賀部神社

1972年、グアム島から帰還した横井庄一さんは「恥ずかしながら帰って参りました」とおっしゃった。当時、私はリアルタイムにニュースを見ていて、今も覚えている。 その2年後1974年、ルバング島から帰還した小野田寛郎さんは「天皇陛下万歳」とおっ…

三多気・真福院

桜のさかりの頃、有名処へ行く気はしない。混雑が嫌なのだ。 ゴールデンウィークも、行き先に悩む。桜のなごりを見に行く人はそう多くはあるまい、と考えて有名な三多気へ行った。 茶畑が迎えてくれた。 三多気といえば、この水田に映る桜が有名。結構長い間…

甘樫丘

幾度となく訪れた明日香村。そして、はじめての甘樫丘。 前を流れる飛鳥川。 弥勒石。拝むと下半身の病気が治るそうです。 麓の駐車場に車を停めて少し登るとふた手に別れる。左に行ってから、右に行った。 川原展望台。登りきって、ちょっとドキっとした。…

不退寺

世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし この歌は在原業平らしいが、なぜか未だに結びつかない。何故なんだろう。海龍王寺からほぼ真っすぐ東に進むと、道標が見えた。 すっかり雨模様。 小さなお庭です。 これは多宝塔だったとおもいます…

海龍王寺

今日こんな記事を見ました。 「みうらじゅんさん、仏像イラストに挑戦 奈良・海龍王寺」 みうらさんの仏像イラストがすっごく話題になっています、という記事です。 法華寺から歩いてすぐ、です。 玄昉ゆかりのお寺とか。 玄昉というと、2010年NHK「…

爆弾低気圧

爆弾低気圧とかいうのが来た先週の土日。もう桜もおしまいだろうから、と根来に行った。 花見客らしき人たちは見当たらず。 参道に屋台がひとつ。しめればいいのに。誰もいないし。 やはり風は強かった。さて、この権現さんはどこにあるのでしょうか?もちろ…

さくら

いつも見慣れている、いいなぁと思う風景。 撮ってみました。

法華寺

今日3月25日、朝刊にちいさな記事が載っていた。「法華寺住職に皇族・公家出身外初の住職が就任した」とのこと。つい先日訪れたばかりだったので目にとまった。 法華寺は総国分尼寺で光明皇后ゆかりの門跡寺院として知られる。 5本線の入った壁は格式の…

高野山 円通寺

高野山は、大門から奥の院まで、つまり西から東へ車道が通っている。 その奥の院の少し手前に熊谷寺(くまがいじ)というお寺があって、その脇から真別処、円通寺へ通じる道がある、という予備知識だけで奥の院手前に車を停めて歩きはじめた。 賑やかな車道…

二度とあり得ない。

プリウスのエンジンをきると(電源オフすると)写真のような表示が出る。普段は「燃費」をチラッとみる程度だが、今日ちらっと見て驚いた。えぇ~~~距離と燃費が同じじゃん。43.3キロ走って、燃費も43.3キロ。ありえない!慌てて撮ったのでピンボ…

秋篠寺

平成25年2月10日訪問。 ナビに導かれ、気がつくと奈良競輪場の駐車場周辺を走っていた。こんなところに競輪場があるんか、ちょっと寄りたい気持ちを抑えくねくねとした細い道を進んで着いた寺の駐車場に空きはなかった。 「ちょっと戻ったら観光バスの…

道成寺

2013.2.3道成寺へ行った。文武天皇勅願所とは知らなかった。 「かみなが姫物語」という藤原宮子の伝説があるらしい。日本風景街道 熊野 ホームページより 日高の村長に生まれた女が、母親の深い祈りと犠牲によって、丈なす美しい黒髪に恵まれます。やがて、…