平原遺跡

九州に入ってから ・宗像大社 (主祭神:宗像三女神) ・宮地獄神社( 〃 :神功皇后) ・香椎宮 ( 〃 :仲哀天皇) ・筥崎宮 ( 〃 :応神天皇)と、北の方から概ね南西方向へと順番に観た。 その流れで平原(ひらばる)遺跡に行こうとしていた。が、ナビ…

筥崎宮

筥崎宮の「筥」も箱の一種だが、特に円筒形のものをいうらしい。神功皇后が応神天皇を出産した際に、胞衣を筥に入れてこの地に埋めたという言い伝えが筥崎(地名の箱崎)の由来だという。筥崎八幡宮とも呼ばれ、応神天皇を主祭神とする。この辺り(九州)の…

香椎宮

祭礼のとき天皇より勅使が遣わされる神社を勅祭社といい伊勢の神宮は別格として、ほかに現在16神社あるらしい。九州では、宇佐神宮と香椎宮の2社があり、10年ごとに勅使が遣わされる。香椎宮(かしいぐう)。公式ホームページによると主祭神は仲哀天皇…

宮地嶽神社

そこのホームページを開くと最初に出てくるのが1600年前、その山は九州北部王朝の聖域であった。という文言だ。宗像大社から10キロほど南にある宮地嶽神社。昔ながらの門前町。神功皇后、そして勝村大神、勝頼大神を祀る。勝村大神、勝頼大神は神功皇…

宗像大社

関門海峡には3本のトンネルがあるとはじめて知った。 ・関門鉄道トンネル(山陽本線) ・新関門トンネル(山陽新幹線) ・関門国道トンネル(2号線)が、今回通ったのは関門橋。九州第一番目の訪問先は宗像大社。祭神の親子関係や何やらで 裏伊勢 という呼…

下関まで

2018年の秋旅は、北部九州を回ることにした。和歌山からは遠い。初日は山陽道をただただ走るのみ。一挙に九州までとも考えたが、その一歩手前の下関で一泊とした。吉備SA。らしからぬ光景が広がる宮島SA。無料の双眼鏡が2台。片方はダメでもう片方…

藤原宮跡の南にある3跡

藤原宮は天武天皇の時、675年頃から造営が開始されたらしい。686年に天武天皇が崩御、持統天皇の時694年にほぼ完成し遷都したとされる。その藤原宮の南の道路を西から東に向かって歩いた。B級グルメ屋台、真昼間でよかった。夕方ならここで散歩は…

ピンチヒッター

もうひと月以上前になる。2018年7月26日。娘一家が行く予定だった阪神・広島戦。しかし、旦那が仕事の関係でリタイア。で、ピンチヒッター(運転手)に私ジジィが選ばれた。熱中症対策だけ考えて出かけた。この日の先発は「背番号19FUJINAM…

オオタタネコ

マイブログを探ると2010年にここの記事があった。 おそらくそれ以来だろう、久々の大神神社。このでっかい鳥居を抜けてすぐ、参道脇に大きな無料駐車場がある。 神社まで少し遠いが車を停めて参道を歩く。直会殿・能楽堂ができるようだ。この日も、暑か…

牧野(ばくや)古墳

ここに来るのは3回目ぐらいだろうか。広陵町にある竹取公園。舒明天皇陵に行って以来、この天皇の前後左右を色々調べている。推古天皇、聖徳太子、蘇我馬子、天智、天武天皇・・・・・中でも一番気になるのが、舒明天皇の父、押坂彦人大兄皇子。その彦人大…

段ノ塚古墳

桜井市にある段ノ塚古墳。舒明天皇陵とされている。舒明(じょめい)天皇にはさして興味はなかったがここの地名「忍阪」に惹かれてやってきた。舒明天皇と読める石柱があった。坂道を登り始めて間もなく、何やら説明書きが。通称「ちご石」とよばれる神籠石…

橿原市にある古墳

訪問日:2018年4月初旬その古墳は明日香村にあると思い込んでいた。が、行ってみて橿原市であることに気づいた。菖蒲池古墳(しょうぶいけこふん)。この標識の向こうは明日香村、手前が橿原市。この道が境界線のようだ。向かって右が明日香村。この境…

桃山の桜

今日ふと思い出した。少し前(4月2日だった)に撮った桜の写真を。それは、初めて気付いた桜で、いつも通る道から少し入った処にあった。場所は、桃山町。そのいつも通る道から入ってみると、そこは墓地だった。満開から少し散りはじめの時期だった。この…

これしかない、かな。

人混みは、できれば避けたい性分ながらこの時期だけは、そうは言ってられない。今年の桜は「一気咲き」。3月26日岩出市になって随分経つが・・・つぼみと満開に近いのと。裏見、かな。覚鑁上人荼毘所。不動堂前。3月28日初訪問。トンネル感あり。駐車…

天河大弁財天社

天川村を目指してはいたが、ここという目当てはなかった。何があるのだろう?と思っていると三叉路に突き当った。唯一の予備知識である「ごろごろ水」を頼りに左へ曲がる。気が付くと、外気温は一桁になっていた。ちょっと前なら走れてないな、と思った。車…

丹生川上神社下社

奈良県の天川村を目指していた。五条市から伊勢街道(370号線:慣れた道)で東に入り下市町で309号線(初めての道)を南下した。しばらくして、丹生川上神社下社の標識を見つけた。数年前、上社と中社には行ったがそれ以来、下社のことは忘れていた。…

秋葉山へ

昨日は2日続きのぽかぽか散歩日和でした。和歌山市の秋葉山へ。歩道橋を渡ります。すこし向こうに「秋葉山公園県民水泳場⇒」という標識があります。歩道橋を渡り、少し南へ。「秋葉山公園」の石碑。もう少し南へ行くと「御坊山風致地区」の看板。秋葉山と御…

ご近所散歩へ

昨日はお日さんが温かくて散歩日和だった。ドラッグストア3店セット。ココカラファインが一番古い。よく行った。次にサンドラッグができた。最近よく行く。で次にコスモスができた。店員(薬剤師?)さんが話しかけてくる。堤防に行ってみる。昨年の台風2…

大宮神社へ

1月10日。「えべっさん」で賑わう神社へ行ってみた。近くのスーパーに車をとめて徒歩で裏から。突き当りを左に曲がる。やっぱり駐車場は混雑していた。この神社は紀ノ川沿いにあって、近くを通る橋の架け替え工事中。橋はまず両側を架け、これから大型ク…

明日香村へ

正月2日の夜に、「あしたヒィをどっかへ連れっちゃって」と娘に言われた。なんとなく「う~ん、奈良にでも行くか」と言ってしまった。ヒィは小学3年の男子で、戦国時代の歴史好き。だから奈良の、それも飛鳥は合わんなぁと思いながらも到着。念のため聞い…

2017年振り返り(後編)

2017年振り返りの後編。6月桜井市にある外山(とび)茶臼山古墳へ。近くにある宗像神社。被葬者はニギハヤヒともいわれる古墳の近くに宗像社。アマテラスつながり、と考えればありかも。和歌山の加茂郷周辺を散策。加茂神社、立神神社、福勝寺。アマテラ…

2017年振り返り(前編)

2017年、今年も来たか大晦日。パソコンに向かう時間がぐっと減った今年だが振り返りだけは載せておこう。 1月大阪城へ行った。その前に安居神社に寄った。今年は酉年だったのだ。伊勢に行った。外宮、猿田彦神社、伊雑宮(いざわのみや)を参拝。外宮の…

淡路国分寺、淳仁天皇陵、舟木石神座

おのころ島神社から数キロほどだったか、南東に行くと淡路国分寺がある。国分寺は、水害の憂いなく、交通至便で、国府に近いなどの条件を満たす場所に建てられたらしい。このお寺には、約3mの釈迦如来像がある。像背部に暦応三年(1340年)の墨書があ…

おのころ島神社

南あわじ市にある、おのころ島神社。おのころ島伝承地のひとつ。この鳥居の全容を撮ろうとしたが、あきらめた。不自然にでかい。広い平地の中にそびえていた。往古、まわりは海でここが島だったらしい。天上の神々の命によりイザナギとイザナミが天沼矛(あ…

洲本城

淡路島へ来た翌朝、洲本市の東端にある洲本城へ登った。眼下の街から、ちっちゃい天守がかろうじて見えていた。洲本港。地図を見ると大阪湾だった。そうなのか。ほぼ頂上まで車で行ける。三熊山というらしい。この手前の駐車スペースに停めた。かすかに紀淡…

銭形砂絵と加麻良神社

松山市から一気呵成に淡路へ行こうと考えていた。が、高速ばかりでは退屈で、そうだあれを見ようと高松自動車道大野原ICで降りた。それは琴弾公園というところにあった。観音寺市。寛永通宝を模した砂絵。あった。がこれではさっぱりわからない。あきらめ…

松山城と一草庵

古事記の国生み神話では、最初に生まれたのが淡路島次いで生まれたのが「伊予之二名島」、今の四国だということになっている。伊予之二名島(いよのふたなのしま)には四つの名前がついている。二名なのに四つあるのは、男女一対でひとつに数えた、などの説…

大山祇神社と村上海賊

通称「しまなみ海道」を通って次の目的地へ。途中、瀬戸田パーキングで休憩。ここは尾道市の生口島(いくちじま)という島の南端。生口島という名は、邪馬台国が魏に献じた生口(せいこう=奴隷?)をこの地に留めたから、という由来など諸説あるらしい。生…

楯筑遺跡と造山古墳(岡山県)

前方後円墳が出現しだしたのが3世紀半ば過ぎでその時期を古墳時代の始まりとした。がそれ以前からこんもりとした古墳と呼んでいい墓が造られていた。けれど、それらの墓を古墳と言ってしまうと時代区分がくずれるため墳丘墓と呼ぶらしい。倉敷市にある楯築…

岩出市の神社

和歌山県岩出市にある神社はいくつか訪れたがこのふたつの神社は知らなかった。坂本神社。右にみえる道はよく通る。まっすぐ北に抜ければ大阪府に入る。(風吹峠)ほんの少しで左に京奈和道岩出根来IC、右に根来寺。祭神はスサノオ。創立年不明。元は今宮…