2018年振り返り(終)



9月の続きから。
この頃は台風の被害があちこちに見られた。
いや、今でもブルーシートをよく見かける。




9月

泉佐野市を散策。






蟻通神社。オオクニヌシを祀る。

紀貫之の和歌や、枕草子にその名や縁起がでてくるそうな。




かつては熊野街道沿いにあり、「蟻の熊野詣」からその名がついたとも。







10月

はじめて行った。和歌山市の汀公園。

1945年7月9日和歌山大空襲。
この公園に逃げ込んだ748人が火災による熱風で命を落としたという。




和歌山城もこのとき焼失した。

ここから眺めるお城が一番美しいのではないかと思えた。






新沢千塚古墳群公園。4世紀末~7世紀とされる。

畝傍山の南西にあって・・・あ、思い出した。
橿原の考古学博物館に行った帰りに立ち寄ったのだった。




被葬者の氏族すら分からないらしい。

が、ペルシャ製のガラスなどが発掘されている。
時代や場所を考えると、とてつもない物だと思える。
そして、そんなものを保持できた氏族とは・・・。




この噴水の意味がいまいち分からなかった。











11月

これを観に行った。

地元弁でいうと、どえらい人とぎょうさんの刀。
あれだけ数があると何がどうなのか分からない。
祇園の八坂神社の真っすぐな剣が印象に残った。



実は、刀より建物を見たかった。






ロダンの後ろ姿を撮る女性の後ろ姿。







お隣にある三十三間堂






三十三間の「間」は長さではなく、柱間の数だそう。

その柱間の寸法は一定ではないらしい。 





千体の千手観音立像。これはまあ、圧巻という言葉しか浮かばない。






「通し矢」の舞台。この軒下を通すらしい。

最高記録は、紀州藩和佐大八郎の総矢13,053本、通し矢8,133本。







12月

隣町の岩出市立図書館ではじめて本を借りた。






この図書館は根来寺の入り口付近にある。






ちょっと散歩しているとヤギさんに出会った。






廃業、でもなさそうな微妙な店。







ここは、熊野古道の和佐王子跡






すぐ北に、和佐大八郎の墓がある。三十三間堂通し矢の記録保持者。






墓石の字は摩耗していて読めなかった。







天気予報によると、この日は今年最後のいいお天気ということだった。



確かに、快晴だった。


2018年振り返り終了。