萬福寺

 
 
総門。主屋根の上に小屋根がのった中国風。
土地は徳川家の寄進だそうです。

 
 
 
 
 
開山は中国明の僧、隠元禅師。1661年。
山門。

 
 
 
 
山門にある隠元筆の扁額。

 
 
 
 
 
 
 
めずらしい蓮でも有名なようで、蓮祭りというのもあるそうです。 

 
 
 
 
 
 
山門の奥に天王殿という建物があり、中国寺院では玄関に位置づけられるそうです。
正面には布袋さま(弥勒如来)、その布袋さまの背後におわす韋駄天。
やはり「和」ではないなぁ。

 
 
 
 
 
 
本堂にあたる大雄宝殿(だいおうほうでん)。

 
 
 
 
 
ちょうど、大雄宝殿で中元法要(盂蘭盆会)が営まれており中には入れず。
奥に隠元禅師らしき像を発見。外から望遠で撮りました。
その向こうには法堂の卍崩しの高欄が見えています。

 
 
 
 
 
 
大雄宝殿のまわりは、このような回廊でつながっています。
やはり、チャイナ服のイメージです。

 
 
 
 
 
また、参道には美しく石が並べられています。龍の鱗を表しているそうです。
あとで調べると、どうもこの石の上に立ってはいけなかったようで・・・

 
 
 
 
 
 
 
「山門を 出れば日本ぞ 茶摘み唄」という句があるそうです。
境内はまさに異国、中国です。

 
撮影日:平成24年7月15日