ああ、二つ鳥居
雨に煙る天野の里、あるいは雨上がりの天野、いいなあ。
雨の中、車を走らせた。
道すがら、前回残念した「二つ鳥居」に行き先を決めた。
丹生都比売神社第二駐車場から歩く。
雨は梅雨らしく「しとしと」程度。けれど、というかやっぱり蒸し暑い。
西行堂は前回行った。今回、有王丸の墓に立ち寄った。院の墓にも立ち寄った。
「院の墓」の入口には待賢門院の墓という立て札があったが、墓の前の説明板には
「そうではなく、院に仕えた中納言の局の墓」と書かれていた。紛らわしい。
院の墓を過ぎると、道の様相が変わってくる。
このあたりはまだ、のどかな感じが残っている。
ようく考えれば、高野へ登る道なので、きつく険しいのは当たり前。
天野のイメージで歩くとギャップが激しい。
おそらくもう少しなのだろうが、
人っ子ひとりいないし、雨だし、汗だくだし、・・・足が重くなってきた。
突然、里の方でサイレンが鳴り出した。消防のサイレンだとわかった。
ここで雨がきつくなってくると、帰りがきつい。引き返すしかない・・・。
ここで終わると締りがないので、せめて観光案内板の写真でも載せておきます。
「二度あることは三度ある」ので注意をはらい
「三度目の正直」で、必ずや次は目標達成。
にしても、あのサイレンは何だったんだろう。
帰り道、雨はやんだ。
撮影日:平成24年7月1日