円成寺

奈良から柳生に至る
いわゆる柳生街道沿いにある円成寺(えんじょうじ)というお寺です。
縁起は、定かではないようです。
 
平安時代の浄土式庭園と奥に楼門が見えます。
楼門は応仁二年の再建とあります。

 
 
 
 
 
境内に入るとまず、昭和から平成にかけて再建された多宝塔があります。
この多宝塔に、運慶20代後半の、いわばデビュー作とされる大日如来像(国宝)があります。

 
 
 
 
本堂。室町時代寝殿造で、左右に舞台があります。

 
 
 
 
 
本堂には四天王に守られて、阿弥陀如来坐像(平安時代)があります。
中は肉眼でも暗らく、四天王はほとんど見えませんでした。
撮影禁止の注意書きはありません。フラッシュなしで撮りました。
 
 
 
 
本堂の舞台は、綺麗に光っています。
奥に見えているのが春日堂(国宝)です。

 
 
 
 
春日堂。
春日造社殿で現存最古のようです。

 
 
 
 
 
この庭園と、楼門の間に小道があります。旧街道らしいです。

十兵衛も通ったのかなぁ。
 
 
撮影日:平成24年5月24日