2013-11-24 備中国分寺 岡山県 聖武天皇の詔(みことのり)は「朕は徳の薄い身であるが・・・」で始まる。この詔で全国60余りの国分寺の創建がなされた。 岡山県総社市の備中国分寺跡。国分寺跡の中でもシンボル的な存在だと思います。 境内。右に見える高い二本の塔以外は特に印象はありません。 「全国に七重の塔一基を造営し・・・」と詔。ここにあるのは五重塔です。ススキを前にたくさんのカメラマンがおられたので、同じ位置から撮りました。 この狛犬の玉は、こぼれ落ちそうです。 やはり、ここは五重塔につきます。 「必ずよい場所を選んで真に永久足らんとしなくては・・・」と聖武天皇。その思いがここには残っているような気がします。 「人家に近すぎても、遠すぎても良くない」 近くで見るより、遠くから望む方が断然いいのです。永久足らんとした場所が、ここにあると思われます。 平成25年11月