吉備津神社

吉備津彦命が温羅と戦ったときの本陣がこの地らしい。
 
 
吉備津彦は第7代孝霊天皇の第三皇子で「桃太郎」のモデルであるというのが定説です。お姉さんに倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)がいます。箸墓古墳には、モモソ姫の墓だと書いた説明板が立っています。おお、桃太郎は卑弥呼の弟だったのだ。
 
 
随身門にのぼる石段。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
拝殿(国宝)。
「賊を平らげ、民を安くす」。温羅退治のことを書いているのだろうか。

 
 
 
 
 
 
 
めずらしい七五三縄です。

 
 
 
 
 
 
 
 
この日は七五三で賑わっていました。

 
 
 
 
 
 
 
拝殿と本殿がつながっています。足利義満の再建らしいです。

 
 
 
 
 
 
本殿(国宝)
入母屋造の屋根が2つ並ぶ「吉備津造」と呼ばれる形式なそうな。

 
 
 
 
 
 
何やら勇気が貰えます。

 
 
 
 
 
 
戦国時代に作られたという廻廊。400㍍弱あるそうです。

 
 
 
 
 
 
奥に見えるのが南随身門。

 
 
 
 
 
 
 
奥の建物が長い廻廊の途中にある「御釜殿」。鳴釜神事が行われるところです。
近寄ったのですが、語り部のおばさんが、外国人を相手に英語で語っていたので退散しました。

 
 
 
 
 
 
随身門の屋根。いい風情でした。

 
 
童謡 桃太郎の歌詞です。
 
 1.桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけたキビダンゴ一つわたしに下さいな
 2.やりましょう やりましょう これから鬼の征伐について行くならやりましょう
 3.行きましょう 行きましょう あなたについて どこまでも家来になって行きましょう
 4.そりゃ進め そりゃ進め 一度に攻めて攻めやぶりつぶしてしまえ 鬼が島
 5.おもしろい おもしろい のこらず鬼を攻めふせて分捕物(ぶんどりもの)をえんやらや
 6.万万歳 万万歳 お伴の犬や猿キジは勇んで車を えんやらや
 
正直、完全に覚えていたのは1番だけです。
2番も「あげましょう あげましょう」だったような記憶が・・・。
 
4番から6番の歌詞なんかは驚きです。あのメロディからは想像もできないくらい乱暴な内容です。これは温羅(鬼)退治ではなく、まぎれもないヤマト政権による吉備侵略の物語でしょう。
 
 
平成25年11月