伊賀上野城

伊賀市にある上野城
高石垣を見に行きました。「未完の堅城」という呼び方もあるらしい。

 
 
 
 
 
 
なだらかな坂を道なりに進むと俳聖殿という建物がありました。芭蕉の生誕300年を記念して昭和17年に建てられたそうです。建物上部から芭蕉の笠、顔、蓑と衣、さらにその下の廻廊の柱は杖と脚を表現しているそうであります。

 
 
 
 
 
 
 
 
さらに進むと、石垣が見えてきた。

 
 
 
 
 
 
 
 
枝ぶりが面白かったのでつい撮ってしまった。

 
 
 
 
 
 
 
 
高さ約30㍍。
説明板は「日本で一・二の」という歯切れの悪い表現になっています。一番高いのは大阪城で、数十センチの違いらしい。

 
 
 
 
 
 
 
 
私にはまさに命がけの撮影。伊賀忍者をもってしても登れない、と思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
どなたかが、「この石垣の高さは藤堂高虎服部半蔵に登れない高さを聞いて決めた」という見解を書いておられたが、あり得るとおもった。

 
 
 
 
 
 
 
 
豊臣時代は大阪を守るために築城されたが、家康の時代になると大阪を攻めるための城となったらしい。

 
 
 
 
 
 
 
昭和10年に建てられた「日本最後の木造の城」であるらしい。復元された他の天守はみなコンクリート造りということか。

 
 
平成25年11月