2015-01-01から1年間の記事一覧

石切劔箭神社

去年の12月のこと、枚岡神社に行こうと思って家を出た。ナビ推奨ルートに沿うと枚岡の少し手前に石切神社がある。正式には、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)というらしく、通称、石切さん。人気の神社で、人が多いだろうなと思ったけれど、せっ…

山陰旅(番外編)

今回の旅は、まず西を起点にして東に戻るルートにした。最初、西の端は物部神社にしようと思っていたが時間的にきつそうだったので、断念した。他にも、おろちループや「砂の器」聖地など色々考えてみたが、そう欲張れるものではない。1日目は、午後から回…

山陰旅17(大神山神社奥宮)

上淀廃寺跡から大神山(おおかみやま)神社奥宮へ向かった。延喜式には「おおみわのやま」と記されているらしい。車で山に登る場合、右に左に忙しくハンドルを切ることが多い。けれどここは、ほぼ真っすぐにゆるやかに登ってゆく。ほお、こんなところもある…

山陰旅16(大神山神社・上淀廃寺跡)

山陰旅4日目の朝。旅の最終日。大神山神社に寄って帰路につく予定だった。午後から雨の予報、おそらく車の中だから大丈夫。大神山神社はすぐに見つかった。けれど・・・違う。こんな感じではない。境内をウロウロしていて分かった。ここは大神山神社に間違…

山陰旅15(唐王神社)

唐王(とうおう)神社は地図に載っていて、だいたいの場所はイメージしていた。が、見当をつけた辺りにいざ着いてみると、それらしきものも、標識などの手がかりすらない。ここまで来て断念するわけにはいかない。しばしうろうろしながら辺りをぐるり見渡し…

山陰旅14(妻木晩田遺跡)

それを眺めていると、おねえさんが寄ってきて色々説明をしてくれた。やや迷ったが、「無料です」という言葉に「お願いします」と即座に答えた。身元確認はされるが、無料で電動自転車を貸してくれる。その自転車でも、一周りするのに1時間近くかかる。それ…

山陰旅13(赤猪岩神社)

オオナムチは兄神たちにさんざいじめられ、2度死んだらしい。1回目の舞台がこの地と伝わります。兄神たちに、山上から降りてくる赤い猪を討ち取れと騙され、ころげ落ちてきた真っ赤に焼けた岩を抱いて死んだ。赤猪岩(あかいいわ)神社は、この伝説どおり…

山陰旅12(久米神社)

「イザナミは比婆山に葬られた」と古事記にあるらしい。イザナミを祀る久米神社の下宮は、比婆山の麓にあった。山頂にある奥の宮には行ってません。この由緒書きにある「コムル」とは、そもそも何語なんだろうか。なぜ、イザナミは出雲に葬られたのか?いた…

山陰旅11(足立美術館)

今回は神社めぐりの旅であったが、ここは予定に入れていた。絵は見ても分からないが、庭園を見たいと思っていた。観光バスのコースに入っているようだ。細部まで手入れされている。ふつう借景というと、それこそ借り物という感じがあるがここは、一体感があ…

山陰旅10(揖夜神社)

山陰旅3日目は揖夜神社からスタートしました。揖夜は、「いや」と読みます。出雲国風土記では「伊布夜社」いふややしろ日本書紀では「言屋社」いふやのやしろとなっているそうです。出雲街道沿いにあります。天気のいい朝は、空気が凛としています。イザナ…

山陰旅9(松江城)

山陰旅2日目のラストは松江城です。信長、秀吉、家康に仕えた堀尾吉晴と、その次男忠氏(ただうじ)が関ヶ原の戦功により、最初は出雲富田(月山富田城)に入った。その後、吉晴、忠氏親子は、ここ亀田山に新たに築城したのが松江城。忠氏は城の完成を見ず…