山陰旅(番外編)


今回の旅は、まず西を起点にして東に戻るルートにした。
最初、西の端は物部神社にしようと思っていたが
時間的にきつそうだったので、断念した。
他にも、おろちループや「砂の器」聖地など
色々考えてみたが、そう欲張れるものではない。


1日目は、午後から回復するという天気予報であった。
荒神谷遺跡に着いたのは午後2時前。降ったりやんだりだった。










稲佐の浜は、しっかり雨降りだった。










日御碕についた頃、やっと雨があがった。


この日は、出雲市に泊まった。
数件の居酒屋を見て回り、酒飲みの勘を信じて扉を開けた。
全体的に薄味でどれも好み、巨大なしじみも美味かった。
店主が、出雲国造家の興味深い話をしてくれた。







2日目は
万九千神社、熊野大社、須我神社、神魂神社
六所神社、八重垣神社、佐太神社松江城と巡った。
熊野大社上の宮が少々難所だった。










神魂神社が印象深かった。










六所神社出雲国府跡にある。もちろん神社の方が先にあった。










八重垣神社は予定外で、ブログにも載せていない。
やっぱりここは、他とは違う「客層」だった。









2日目は松江市に泊まった。
この日はどういうわけか中華料理を選んだ。
ここもあっさりした感じで美味かった。









3日目は
揖夜神社、黄泉比良坂、足立美術館、久米神社
赤猪岩神社、妻木晩田遺跡、唐王神社を巡った。

揖夜神社の朝の空気は格別だった。








実際足を運ばないと出雲の広さは分からない。

妻木晩田のブログで、孝霊山に触れ
「私は何故か7代孝霊天皇と同じ名前だなと思った」
などと呑気なことを書いたが、孝霊天皇はこの地に行幸
朝妻姫を娶っていると知った。倭国大乱の頃である。







3日目は米子市に泊まって、カニを食った。美味。










4日目は
大神山神社本社、天の真名井、上淀廃寺跡
大山寺、大神山神社奥宮を巡った。
上淀廃寺跡は予定外ながら、新たな発見だった。







3泊4日の旅。ブログもやっと終了。
読んで頂いた方々、ありがとうございました。
▼黄泉比良坂。




投馬国は、ツマコク、とも読むそうな。
妻木晩田、朝妻姫、「ツマ」つながりで
投馬国は妻木晩田周辺だったのではと
またまた呑気なことを考えている。

いずれにしても、
出雲抜きで古代史は成り立たない。