太子町

晦日とてすることもなく、天気も良く、競馬もなく(地方は開催してた)
どこかに行きたい気分のまま、太子町に向かう。
 
地図を見ると数多くの天皇陵が点在している。が、行ってみると簡単には見つからない。
とりあえず車を停める場所を探して、ここ「太子・和みの広場」へたどり着く。

どうもそれらしい場所に役場が造ったらしい。まあ、雰囲気は和める。
 
 
 
で、近くにある用明天皇陵へ。少し迷いながらも無事到着。
用明天皇は585年から僅か2年たらず在位した第31代天皇で、聖徳太子のお父さん。

 
今は新興住宅に囲まれている。

 
 
 
車に戻り、さてどうするか?隣に叡福寺というお寺があった。
その名前に聞き覚えがなかったが、寄ってみる。
山門。まわりの住宅街とはまったく違う雰囲気。

 
 
 
山門を抜けると見えてくる景色。
左手が金堂、やや右手奥に見えているのが聖徳太子廟がある二天門。

 
 
 
金堂。1732年再建とあります。

 
 
 
 
二天門。奥に見える屋根が聖徳太子廟。
 
 
 
 
聖徳太子廟。宮内庁の説明には「推古天皇皇太子聖徳太子磯長(しなが)墓」とあります。
聖徳太子は第33代推古天皇用明天皇の異母妹)の甥でありますが、
皇位継承第一順位ということで皇太子ということらしいです。

 
 
 
 
多宝塔。1652年建立。この眺めは心に響きました。

いいお寺でした。
 
 
この後、孝徳天皇稜を目指したのですが、
気がつくと竹内街道を通って、あっという間に葛城市に入っていました。
太子町から眺める二上山も葛城から見える姿と同じに見えました。