箸折峠へ

阪和自動車道南紀田辺インターを降りて
国道311号線をとおり、牛馬童子のおわす箸折峠へ。
 
国道と並走する富田川にかかる通称「大塔の木橋(もくはし)」
水量が増えると、解体して被害を防ぐらしい。

 
 
 
 
清姫茶屋から富田川を見る。
訪れたのは11月。美しい。

 
 
 
 
 
清姫が身を投げた場所らしい。

 
 
 
 
 
しばらく走ると、台風の爪痕が残っていた。

 
 
 
 
 
 
道の駅「熊野古道中辺路」に車を停めて、熊野古道に入る。 

 
 
 
 
 
この日は、こんな団体さん数組に出会った。

 
 
 
 
 
団体さんのガイドさんによると(近づくと聞こえてきた)
熊野古道の中でもこの一帯は歩きやすい場所らしい。

 
 
 
 
 
牛馬童子。花山法皇の旅姿といわれる。
頭部が壊されたのが2008年。近づくと後付した痕跡がみえる。
今は元々の頭部が見つかったが、別に保管されているらしい。

 
 
 
 
 
童子像を過ぎると下りに入り、近露の里が見えてくる。

 
 
 
 
近露王子。
「血か露か」のちかつゆ。

 
 
 
 
日置川。この右手に王子跡がある。

 
美しい風景の中に、ふたつの破壊があった。犯罪と天災。
 
撮影日:平成24年11月4日