2016年(終)片男波


2016年振り返りもダイジェストのおかげで
やっと12月を載せられる。和歌浦散策。

私も含めて地元民は「わかうら」というが
どうもイメージしているエリアを表すのは
「わかのうら」と言うのが正しいようだ。



妹背山。海禅院がある。

家康33回忌の折、側室だったお万の方が
経石を納め小堂を建てたのが始まりとか。
紀州徳川家の初代藩主頼宜は、母であるお万の方の死後、
ここに多宝塔を建てた。その石室にお万の方の遺髪がある。




妹背山の東にある観海閣。頼宜が建立。
写真には写っていないが左奥に紀三井寺がよく見える。







ここまではよく足を運ぶが、この日は片男波まで行った。
写真の赤丸あたりが妹背山。黄色の線あたりが片男波







真ん中あたりのこんもりした所が妹背山。








海水浴場に入る手前。落書きは乱心者のすること、です。







ここに来るのは半世紀ぶりか。こういう景色は記憶にない。







釣り人二人。向こうにマリーナシティが見える。







北を向くと高津子山が見える。

麓から山頂までロープーウエイがあったことは知っていたが
その前には、日本初の鉄骨製エレベーターがあって夏目漱石
が乗ったらしい。1911年のこと。小説「行人」に
「無風流な装置には違いないが、浅草にもまだない新しさが、
昨日から自分の注意を惹いていた」と記してある。
 


 
間違いでした。エレベータがあったのは高津子山ではなく
その東に位置する玉津島神社のある奠供山(てんぐやま)
でした。




夏に来てみようかな。







車も結構とめられる。







玉津島神社はちょっと心もとない。
そんなに高くないし狭いのでは。高津子山でしょうね。







なにやら立派な建物。






片男波公園にある健康館という体育館らしい。
表にあったレリーフ

山部赤人の短歌を、梅原猛氏が書いている。
「やすみしし わが大王の・・・」と読んでいくらしい。





歩道も整備されていて、いい散歩コースです。







不老橋まで戻ってきました。



2016年振り返り、終了しました。
やっと2017年の始まりぃ。