瑞龍寺
富山訪問の目的地は2か所に絞っていた。
あとは成り行き。ガイドブックで決める。
車を止めるとすぐ総門が見えた。
市街地にありながら突然別世界が広がる。
総門に入ると国宝の山門が見えてくる。
総門と山門の間は、砂利を敷き詰めてある。
ん?人が多い。
山門をくぐると仏殿(国宝)が見えた。
しばし、見とれる。
仏殿の内部。団体のガイドさんの話を盗み聞きしていた。
天井や木組みの素晴らしさを話していたように思う。
景観を考えてのことだろう。きれいに障子を開けている。
金沢に建てた寺が前身らしい。その後利長が高岡城を
築き、寺もこの地に移された。利長の死後、三代藩主
利常が利長の菩提を弔うため菩提寺とした、という。
利長の法名瑞龍院にちなんでつけられた寺名らしい。
仏殿の奥に法堂(国宝)。
法堂から仏殿、山門を見る。圧倒的に美しい。
回廊内部。清らかな息遣いを感じる。
前田家のセンスなのだろうか。立ち去りがたい場所だった。
拙い写真ではそのすごさが伝わらない。必見の寺。
前田家、加賀百万石。金沢城を見たくなった。