桃源郷
全国的に有名らしい。たしかに旨い。
この一帯はむかしの荒河荘、だから「あら川」。
毎年この時期になると、町のいたる所で桃の花を
見ることができる。いつの頃からか紀ノ川の南岸
一帯を桃源郷と名付けて、観光客を呼んでいる。
まず目立つのは、この菜の花畑。
ミツバチなんでしょうね。
桃山町には、安楽川小学校と荒川中学校がある。
もちろん、どちらも「あらかわ」。
ニュースで知ったが、
いい桃をとるには花を間引く必要があるらしい。
この日は、あいにくの曇り空。
あらかわ、といえば荒河戸畔を思い出すのです。
その子、遠津年魚眼眼妙媛(とおつあゆめまぐわしひめ)は
崇神天皇の妃となって、豐鍬入姬命らを生んだのでした。
う~ん。桃源郷とはこういう景色なのかな。
一組だけお弁当をひろげていました。
紀の川河川敷を臨時駐車場にしていて、休日には満杯になります。
荒河の隣に佐藤義清(西行)の生誕地とされる田仲荘がある。
その西行が想いを寄せたのは待賢門院ではなく美福門院だと
いう説がある。美福門院は、晩年この荒河に隠棲したらしい。
桃の出荷は6月下旬ごろから。
たくさんの直売所に大勢の人が訪れます。