ニウツヒメ(丹生都比売神社)


ワカヒルメはアマテラスの妹でニウツヒメと同神である
玉津島神社の説明にあった。

ここ丹生都比売神社でもニウツヒメ=ワカヒルメと説明
している。はっきりとアマテラスの妹だと説明している。







であるが、
やはりどうも腑に落ちない。何故かというと
ニウツヒメは天津神系とは思えないからだ。







ニウツヒメは、農耕を広めたとも書かれているが
元々は、丹(朱砂)にゆかりあることは確かだと
思われる。







邪馬台国時代には「丹」があったと記されている。








当時この丹を支配していた一族である丹生族は
魏志倭人伝における伊都国を本拠地としていた
らしい。







当神社は、和歌山県伊都郡かつらぎ町という所にある。
伊都つながりは偶然とは思えない。







丹生族が、丹を求めてこの地にやってきた
と考えるのが自然なように思える。








では、丹生族が天津神系でないという証拠は何か?
もっとはっきり言うと、イズモ系だという証拠は
あるのか・・・わからない。








ここは「天野の里」と呼ばれ、神社も天野大社という名称も持つ。







天野。なにやら高天原を想起させる名称だ。

田んぼの向こうにある木立が神社のある処。

やっぱりニウツヒメ=ワカヒルメ=アマテラスの妹
なのかな。いや、違う気がするけどなぁ・・・。


元々この地に居たイズモ族が天津神系に敗れた。
神武が名草戸畔を誅した、あるいは
伊太祈曽神社が日前宮に土地を譲った
など、証拠らしき伝承はある。

とすれば、天津神系がこの地を制したのち
ニウツヒメをワカヒルメに置き換えた
というストーリーがしっくりくるなぁ。




平成28年2月撮影