ワカヒルメ(玉津島神社)
とうとう2月の投稿はゼロだった。
年始の誓いは、早くも崩れ去った。
相変わらず神社巡りをしていたが
今までよりも祭神にこだわって色々妄想していた。
けれど祭神たちは
古代史のヒントにはなるだろうが
決め手にするわけにはいかない。
稚日女(ワカヒルメ)はアマテラスの妹で神衣を織る女神であるが
その右側には稲荷社がある。
由緒書きにあった「衣通姫神詠」とされる歌は
第58代光孝(こうこう)天皇の夢枕に
衣通姫が現れて詠んだもので、本人が詠んだとは思えない。
それから、どうも由緒書きはワカヒルメよりも
この衣通姫をアピールしているように見える。
奠供山山頂。といっても標高35m。
いい眺めだ。
どうもこの稲荷が気になる。
それともうひとつ、ワカヒルメは丹生都比売だという。
でも、「それはないんじゃないの」と言いたい。
だから、むしろ
なぜワカヒルメと丹生都比売を結びつけたか
それを知りたい。
そして、ワカヒルメを「元よりこの地におわす神」とするならば、
それは名草の女神かもしれない、とも思う。