2015年(16)岸和田・泉南・岬・御所


10月後半。



前にも行った波太神社の秋祭りに遭遇。






久しぶりに見る屋台風景。






拝殿前にある石灯篭。慶長5年、1600年。









岸和田市にある久米田寺






水が乏しかったこの地に、聖武天皇行基に命じて池を造らせたとある。
725年から14年間の工事。その池を維持管理するための寺だったらしい。






神社やお寺では、必ずと言っていいほど祈る人を見かけます。






寺の前にある久米田池。でかい。






境内と思われるところにあった。
陵ではないが、光明皇后の遺髪などが葬られているという。








これは何かというと、
泉南市にある茅渟宮(ちぬのみや)跡です。
見つけるのに随分と時間がかかりました。






写真の説明は日本書紀をベースに衣通姫允恭天皇のことを書いています。
古事記衣通姫は、允恭天皇の第一皇子、木梨軽皇子(きなしのかるのみこ)
と情を通じたとなっているそうです。真相やいかに。








こちらは泉佐野市にある日根神社






味気ない参道が長く続く。






日根の「日」はアマテラス、「根」はスサノオ
表すという説があるようです。根の国ですね。






摂社、比売神社にアマテラスとスサノオを祀るようです。





由緒には諸説あるが
この地の豪族、日根造が祖先の億斯富使主 (おしふみのおみ)
を祀ったというのがリアリティがあるように思える。






何故か気になるウガヤフキアエズ








樫井古戦場跡
泉佐野市にあります。大阪夏の陣の初戦があったところだと。





樫井川。幸せの黄色いタオル。








紀伊風土記の丘(岩橋千塚古墳)にある
天王塚山古墳の現地説明会に行きました。
麓から片道40~50分かかったでしょうか。







こういうのは初めてで、位置取りが難しかった。






主催者の予想を上回る人出だったようです。

和歌山県内最大規模の前方後円墳
そして玄室の高さ5.9mは全国最大級だそうです。






大阪岬町にある船守神社






桓武天皇に仕えた紀船守らを祀る。






みさき公園が見える。







帰り道、海沿いの快走路を見つけた。









奈良の御所市にある長柄神社(ながら)。






祭神は下照姫。

アマテラス(天照)に対してシタテル(下照)
どりらも卑弥呼のことをいってるのかもしれない。







奈良の五条から御所に入るとき、風の森峠を通る。
国道24号線から少し西に入ったところに風の森神社がある。






小さな祠があるだけだ。
祭神は志那都比古神(しなつひこのかみ)。文字通り風の神らしい。

シナツのシナは「息が長い」という意味だそうだ。
息が長いといえば、オキナガタラシヒメ(神功)を思い出す。








御所市にある船宿寺(せんしゅくじ)へ行った。







行基さんのようです。







この辺の集落は船路という。「船」は舟形岩が由来だという説あり。






この説明書きには、
縄文時代この地は茅渟の海だったと書いてある。
そしてこの細い道は、
5世紀に造られた、紀の津(和歌山)と葛城を結ぶ道だとも。







帰りは、私の定番、県道30号線を通りました。
通称、山麓線というらしいですが、相当高いところを走ります。



さて、次は10月の残りか、11月突入か。


平成27年10月。