2015年(4)熊野




4月の後半、ゴールデンウィークに近いころ
熊野に行きました。一応、青岸渡寺御朱印
が目的でした。








目的とは裏腹に、一番行きたかったのはここ神倉神社でした。







高倉下(タカクラジ)を祀っていると思われます。
今は石上神宮に祀られている霊剣布都御魂を神武
に献上した人です。








浮島の森というところです。日本最大の浮島らしいです。
係りのおじさんによると、今は「座礁」状態で動かない
らしいです。








JR新宮駅近くにある徐福公園。
徐福は、秦の始皇帝時代(紀元前3世紀頃)の人で
日本各地、中国、朝鮮に様々な伝承が残っているら
しいのです。






公園内の不老の池に立てられた七重臣の石柱。
北斗七星の形に配置されているそうです。








ここは神倉神社とともに、いわゆる熊野三山より
古い歴史をもつところだと思われます。








新宮市にある熊野速玉大社。
主祭神イザナギなのでしょうか。








三重県熊野市にある花窟神社(なはのいわや)。
イザナミカグツチを祀っています。
イザナミが「熊野の有馬村」に葬られたというのは
日本書紀によるものです。







主祭神イザナミなのでしょうか。









那智大社に隣接する青岸渡寺御朱印を頂きました。









仁徳天皇の時代、インドの裸形上人によって開山。
そういえば、青岸渡寺も裸形上人の開基のようです。









ほんとに熊野は美しいけれど、難解なところです。



熊野あるいは紀国は、出雲とつながっています。
熊野大社がその象徴だし、
オオクニヌシが紀国に逃げてきたとか、
イザナミが熊野に葬られたとか。

出雲と紀国をつなげているのは
尾張氏だという説を追っかけようと思っています。

物部氏の祖であるウマシマジ
尾張氏の祖であるアメノカグヤマがいます。

神倉神社の祭神タカクラジは、
アメノカグヤマのことだと・・・。


4月はこれくらいで、次は5月です。


平成27年4月