長野旅(2)須々岐水神社
出雲と信濃がつながっている証だと思うほかない。
松本城から東に向かう。
須々岐水(すすきがわ)神社がある。
「・・この地の開拓の祖神として薄川の神を祀り・・」と始まるが、
灯篭の台が異様に高い。
御柱があった。
タケミナカタはほんとうに逃げたのだろうか。
生まれたタケミナカタは、出雲で育ったのち、
信濃平定のため遣わされたのだろうと思う。
でなければ、軍神という呼び名はあり得ない。
御柱の前にある石囲いは何なのだろう?
「須々岐」というのは、高句麗系渡来人が賜った「姓」だという。
この須々岐氏の祖先は6世紀末頃には帰化していたらしい。
近くに兎川寺(とせんじ)というお寺がある。
聖徳太子の創建だという。
信濃で太子に出会うとは想定外。
キーワードだけは見つかった。
「桜之宮」と呼ぶらしいが、どこかは分からなかった。
今回の旅で、この神社を二重丸にしておいてよかった。
次は、古墳を見に行った。
平成27年10月