日向大神宮

京都市山科区にある日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)。
すぐ北に左京区南禅寺、東には知恩院があるような場所。
地下鉄蹴上駅からの歩きが一般的なようだが、車で行った。




細い急な坂を登るとこの石段の前に数台の駐車場があった。








内宮(ないく)と外宮(げく)があり、
いつの頃からかは知らないが「京の伊勢」と言われ
最近はパワースポットとして知名度がアップしたようだ。









鳥居を進むと、まず外宮がある。工事中だった。









さらに進むと奥に内宮がある。









社伝による創建は顕宗天皇の頃(5世紀後半)となっているが
清和天皇の頃(9世紀後半)など諸説あり、つまり定かでない。









内宮手前左を緩やかに登ると「天岩戸」がある。
入ると、下が空洞になっているような音がした。








内宮まで戻る。鈍感なのか、パワーは感じない。
出雲では何かしらのパワーを感じたが、ここは
なにやら、あっさりした感じである。









駐車場まで戻り、伊勢神宮遥拝所まで登った。何も見通せない。









遥拝所を背にすると、平安神宮京都御所が見える。
そして、この延長線上に丹後の籠神社があるという。









遥拝所から駐車場に戻って汗を拭いていた。
外国人女性が、オクノインはどこかと聞いてきた。
オクノインも知らないし、英語で説明もできない。
しかたなく、奥の方を指さすと「メイビー?」と
笑顔で言ったので、私も「メイビー!」と答えた。



大神宮という名のつく神社は、全国に結構あるようだ。
そして、ひとことで言うと、ここは微妙な神社である。

平成27年5月