山陰旅7(六所神社)

神魂神社のあと、六所神社に行きました。
途中、真名井神社前に迷い込んで、
寄るかどうか少し思案したが初心貫徹、六所神社に向かった。





六所神社出雲国府跡に隣接している。
車はここに停めた。出雲平野は広い。









国府が造られたのは、700年代に入る少し前という感じなのでしょうか。









国府跡からだと、神社には後ろから入ることになり、
いきなり本殿に出会った。小ぶりながら大社造り。









六所とは「録所」が転じたもので、
また、神在月に出雲にきた神々はまずここに立ち寄るということだったので
私は録所を「ああ、神様達がチェックインする処か」と思っていた。









でも稲佐の浜からは遠いし、ちょっと無理があるかなとも思っていた。







小さな神社である。が、出雲国総社であったという。
国府近くには総社がある、という事を思い出した。
やはり「録所」というのは、神社の管理をしていた処ということなのだろう。









祭神は、イザナギイザナミ、アマテラス、ツクヨミ
そしてスサノオオオクニヌシである。
総社だけあって、何やら官製の感じがする。









境内にポツリポツリあった
この縄と竹の細工物は何なのだろう。
いまだにわからない。










神門の前では十人ほどがシートの上に座り、
神職と思われる人だけが立って何やら話をしています。
神門を撮る風情で近づいてみると、
座っている人たちの前には弁当らしきものがありました。
地元の人達か、いや違う。観光客か、いいや違う。
なんともミステリアスな匂いのする集いでありました。










うららかな陽光の中で、出雲は広いなぁとほっこりしたのでした。


真名井神社はこのお山の麓にあったと思います。



平成26年11月