山陰旅2(稲佐の浜・日御碕神社)

荒神谷遺跡から稲佐の浜に向かった。
止むだろうと思っていた雨はしとしと続いていた。



稲佐の浜
アマテラスの命を受けたタケミカヅチ
オオクニヌシに国譲りを迫ったとされる場所である。









出雲大社を背後に感じ、
この弁天島が屹立しているのを見なければ、ごく普通の海岸である。









今では、旧暦10月10日(今年は12月1日)に神迎神事が行われる。
全国の八百万の神をここで迎えるのだという。









私は、神を信じるということはないが、感じることはある。


このあと、日御碕神社に向かった。






朱がある。







実に簡素で潔さを感じるご祭神である。







アマテラスを祀る日沈の宮。









スサノオを祀る神の宮。









神の宮は、日沈の宮を見下ろす場所に立っている。
が、建物は日沈の宮の方が大きい。







日沈の宮の本殿を見ると、外ソギの千木である。









神の宮は内ソギで、一般的なソギと男女の関係が逆である。









神社の脇を海側の方へでると、経島(ふみじま)が見える。
日沈の宮は元はここにあって、950年頃現在地に移されたという。









神の宮は、紀元前から現在地にあったという。








それにしても、
アマテラスと日沈という言葉の組み合わせには違和感がある。
千木のソギも、決まっているわけではないというものの
一般的に言われるものと逆なのも気になる。
七五三縄も逆、神無月と神在月、出雲は複雑だ。


出雲はスサノオオオクニヌシだと思っていたが、違った。
アマテラスも堂々と祀られていた。

伊勢にスサノオは祀られているのだろうか。


ここで1日目が終わりました。


平成26年11月