玉垣勾頓宮

刺田比古神社に行った折(ではなく、刺田比古神社を調べていて)
聖武天皇の頓宮が紀ノ川沿いにいくつかあることを知って
そのひとつを訪ねました。
 
昨日からの雨は止む気配がありません。
カンカン照りよりはマシなので濡れ覚悟で行きました。
 
近くの市立図書館に車を駐めて歩きました。
和泉山脈がまったく見えません。

 
 
 
 
 
 
 
歩くとすぐに見つかりました。国道24号線沿いです。
何十回、いやおそらく百回以上は車で通った道沿いです。
が、今日まで知りませんでした。

 
 
 
 
 
 
 
玉垣寺というお寺のようです。

 
 
 
 
 
 
 
 
最近の建物であろうお寺の右側に鳥居があり、その傍らに
玉垣勾頓宮跡(たまがきのまがりのとんぐうあと)」の碑があります。

 
 
 
 
 
 
 
石碑の裏には「神亀元年十月七日」とあります。724年です。

この地もそうですが、
古代南海道紀の川の北岸を通っています。
行き着く先は今の加太付近。
 
ですが、聖武天皇行幸した玉津島や
神話時代?の日前宮伊太祁曽神社、そして名草山などは
紀の川の南にあり、今の中心地も川の南地域です。
 
 
 
 
 
 
 
頓宮はこの標識の真北にありました。

 
 
 
平成26年8月3日