2014-08-03 玉垣勾頓宮 和歌山県 刺田比古神社に行った折(ではなく、刺田比古神社を調べていて)聖武天皇の頓宮が紀ノ川沿いにいくつかあることを知ってそのひとつを訪ねました。 昨日からの雨は止む気配がありません。カンカン照りよりはマシなので濡れ覚悟で行きました。 近くの市立図書館に車を駐めて歩きました。和泉山脈がまったく見えません。 歩くとすぐに見つかりました。国道24号線沿いです。何十回、いやおそらく百回以上は車で通った道沿いです。が、今日まで知りませんでした。 玉垣寺というお寺のようです。 最近の建物であろうお寺の右側に鳥居があり、その傍らに「玉垣勾頓宮跡(たまがきのまがりのとんぐうあと)」の碑があります。 石碑の裏には「神亀元年十月七日」とあります。724年です。この地もそうですが、古代南海道は紀の川の北岸を通っています。行き着く先は今の加太付近。 ですが、聖武天皇が行幸した玉津島や神話時代?の日前宮や伊太祁曽神社、そして名草山などは紀の川の南にあり、今の中心地も川の南地域です。 頓宮はこの標識の真北にありました。 平成26年8月3日