長保寺

海南市にある長保寺(ちょうほうじ)。ここの特徴は、
紀州徳川家歴代藩主の墓所があるということと
大門、本堂、多宝塔がそろって国宝(法隆寺とここの2箇所だけ)ということ。
 
 
大門

 
 
 
 
参道

 
 
 
 
 
本堂

 
 
 
 
 
多宝塔

 
 
 
 
境内はそう広くはないが、無駄なものがひとつもなく
簡素ながら風格らしきものを感じる。

 
 
 
 
 
紀州徳川家墓所の入口。本堂と多宝塔の間にある。

 
 
 
 
 
 
将軍となった5代吉宗(8代将軍)と13代慶福(よしとみ、14代将軍家茂)を除き
初代藩主、頼宣から14代茂承までの藩主が眠っている。

 
 
 
 
このような平坦な道と

 
 
 
 
 
このような坂道が縦横に、それぞれの墓所を繋げている。

 
 
 
 
 
倒れたままの石塔や、落ち放題の枯葉を見ていると
もう少し手入れをしたほうがいいのに、と思えた。

 
 
 
 
 
 
こんな説明書きがそれぞれの墓所にある。

 
 
 
 
 
 
一時間ちかく山の中をめぐり、奥に見えている受付に舞い戻ってきた。

 
境内の風格と
墓所の寂れ方のギャップがなんとも言い難い。
しかしながら
あれだけ広い墓所の手入れは大変に決まっているし
寂れた感じがいいのかもしれない。
 
撮影日:平成25年1月13日