二上山

本日、所用があって休暇をとった。
所用は5分で済ませて二上山へ。
麓の道の駅に車を停めて、いざ。

 
 
 
 
 
 
遠目にこの柵を見たときは、「なんだ、行けないのか」と思った。
近づいてみるとこの説明。猪は怖いが扉を押して入った。

 
 
 
 
 
こんな道。

 
 
 
 
 
 
そしてこんな道が続く。

視線が足元に落ちてしまう頃、上目遣いに黒い動物が見えた。
猪は黒かったか?と考えながら進んだ。
しばらく進むと、おねえちゃんと黒い大きな犬がいた。
こっちは一応山登りのつもりで歩いているのに、
おねえちゃんは、近所を犬と散歩の風情。ええかげんにしてや。
 
 
 
 
 
 
何やら建造物が見えた。歩き始めて1時間ほど。

 
 
 
 
 
 
 
大津皇子墓、だった。

 
 
 
 
 
 
おっちゃんは、むこうの山を見ながら考え事、
ではなく、なにやら食っていた。

大津皇子は、人柄よく人望があったという。
そして、謀反の疑いがあったとしても天武天皇の皇子。
いくらなんでも、山の上に墓があるのはおかしい、という説がある。
 
 
 
 
 
 
ここが一応、雄岳の頂上だと思う。

 
 
 
 
 
 
 
雄岳頂上から少し下ると、馬の背と呼ばれるところがある。
そこから望む雄岳。

 
 
 
 
 
 
大阪側。

 
 
 
 
 
 
奈良側。雌岳からの眺め。

 
 
 
 
 
 
 
雌岳頂上でしばらく休憩(おっちゃん、おばちゃん達で賑やかだった)。
馬の背に戻り、祐泉寺方面に下りてゆく。
 
 
この岩、転がると怖い。

 
 
 
 
 
 
 
沢沿いに下る。

 
 
 
 
 
 
 
祐泉寺横の門を振り返る。
この門が登山口になっている。

 
 
 
 
 
 
やっと降りてきた。

 
 
 
 
 
 
しばらくすると、鳥谷口古墳というのがあった。
大津皇子の墓という説があるらしい。

大津皇子には申し訳ないが、山の上の方が悲劇性が強く感じられる。
 
 
 
 
 
下りで右太ももに痛みを感じながらしばらく行くと、傘堂。
ああ、ここでしたか、二度目です。

ここから道の駅までは、ほんの少し。
着いたのは午後3寺頃。
 
道の駅で、割り箸に刺したおでん風味のこんにゃくを食った。百円。
うまい。歯ごたえあり、実にうまかった