上醍醐
やっぱり上醍醐まで行かないとなんだかなぁ・・・と半端な気分でいた。
で、やっと行って来た。
下醍醐を横目に案内どおり進む。ここがまあ入口ということか。
入山料を払って、いざ。
50分程度と書いてあるから、まあなんとかなる。
少し行くと、「醍醐の花見」の看板があった。
わかりづらいが、上り道に対して平坦になっている場所がある。
秀吉はこの花見の数カ月後に没した。62歳。
露と落ち露と消えにし我が身かな なにわのことも夢のまたゆめ
秀吉にしてこの言葉。なにやら良い人に思えてくる。
ほぼ中間地点にある「不動の滝」
すでにこのあたりで「西国一番の難所」を実感していた。
真ん中のロープは「センターライン」と思っていたが
ぜぇぜぇ喘ぎながら、「手すり」だということに気がついた。
平坦な場所はほんの数十メートルの一箇所のみ。あとはすべて登りだった。
この看板を見て「着いた」と思った、が周りに何もない。
ここから少し下る。えぇ、下るのかぁ、せっかく登ったのにぃ。
上醍醐で最初に目にする「清瀧宮拝殿」(国宝)
左下に見えているのが歩いてきた参道。