2012-01-10 飯豊天皇 奈良県 宮内庁の歴代天皇資料を見ても、飯豊天皇(いいとよてんのう)という名は出てきません。ですが、確かにあります。 綺麗に整備されていて、すがすがしい空間です。 「陵」は天皇・皇后のお墓で、この飯豊青皇女も天皇とされています。 話は、第22代天皇「清寧天皇」皇子がいなかったことを気に病んでいたが、清寧天皇2年(481年)、市辺押磐皇子の子である億計王(後の仁賢天皇)・弘計王(後の顕宗天皇)の兄弟を播磨で発見したとの情報を得、勅使を立てて明石に迎えさせる。翌年(482年)2王を宮中に迎え入れ、億計王を東宮に、弘計王を皇子とした。 <ウィキペディアから引用> この第23代顕宗天皇、第24代仁賢天皇の前か、あるいはその間かに執政した「幻の女帝」と言われているのが飯豊天皇です。 鏡池 飯豊天皇の執政場所と伝わる神社です。 この神社の南には、忍海(おしみ)小学校があります。 今は狭い境内ですが往時は、由緒書きにあるように広大であったようです。 鏡池。飯豊天皇が鏡に使っていたと伝わる池です。 綺麗な水、という訳ではありませんが、確かに景色がよく写っています。 21代雄略天皇、22代清寧天皇、23代顕宗天皇、24代仁賢天皇、そして25代武烈天皇、26代継体天皇とつながる頃の話です。古事記と日本書紀では記述内容が異なっているようです。 撮影日:平成24年1月9日