丹生都比売神社

きのう(5/4)訪れた天野の史跡めぐりの続きです。
まずこの太鼓橋が目に飛び込んできます。

 
 
 
鳥居と太鼓橋。
 
創建は今から1700年前。
稚日女命(わかひるめのみこと)(丹生都比売大神)が神代に紀ノ川流域に降臨、この天野の地に鎮座されたとも、応神天皇が社殿と広大な土地を神領として寄進されたともあります。

 
 
太鼓橋から見る楼門。

 
 
太鼓橋から見る池の境内社

 
 
 
楼門。奥にある本殿とともに室町時代の建立とあります。

 
 
本殿は、第1殿から第4殿まであり、
順に丹生明神、狩場明神、気比明神、厳島明神が祀られています。
 
 
 
第2殿。「弘法大師高野山に導いた、人生の幸福への導きの神」とあります。

 
 
 
 
境内の左奥のほうにある、石造五輪卒塔婆いしづくりごりんそとばぐん)。
鎌倉時代高野山の修験者が大峰修行して建立されたと言われているようです。
左端の円形が刻まれた石碑は光明真言板碑と言われるもので
梵字で光明真言が刻まれているそうです。光明真言とは
「オン アボキャ ベイロシャノウ」ではじまる、あのお経です。

 
 
 
ここは奥之沢明神おくのさわみょうじん)で、
丹生明神が初めて天野の地を踏んだ場所とされているそうです。
奥に小さな祠があります。

 
 
 
奥之沢明神を背に。
 

 
 
まだまだ史跡があるようです。
今度は二ツ鳥居からこの天野の里を眺めたいと思っています。