2011-04-03 興福寺 奈良県 西国三十三箇所の第9番札所南円堂のある興福寺。 国宝、五重塔。1426年頃の再建とあります。司馬遼太郎さんが、「一番上の屋根が厚くて全体的に重い感じがする、が、これがいい」というような事を書かれていた記憶があります。 藤原冬嗣は嵯峨天皇の側近。空海がこの南円堂創建に関わったことは、当然とも思えます。 南円堂。八角円のめずらしい形をしています。 国宝、東金堂。1415年頃の再建とあります。 猿沢池方面から南円堂に登る階段です。 その階段の西にひっそりとしてある三重塔(国宝)。興福寺最古の建物です。簡素で好もしい姿です。 境内を散策したあと、国宝館へ行きました。はじめて、でした。見たいものがありました。阿修羅です。眺めているうちに、見つめているうちに、思わず目をそらしてしまうほど圧倒されました。 -平成23年3月10日-