九十九王子(奈久智王子~祓戸王子)

この前は、バイクで中山王子から平緒王子までを確認。
今回は、奈久智王子から祓戸王子まで歩きました。
スタート地点です。古道にふさわしい道幅のような気がします。



県道9号線に出たところで、左伊太祁曽神社、右海南方面に分かれます。そこに六地蔵があります。確かに六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)祀られていました。やけに横の倉庫の扉が目立ちます。






県道を南下します。

程なく、奈久智王子の説明板があります。





懐かしい看板の横に、上り口があります。王子跡まではほんの少しです。


奈久智王子、みかん畑の中です。

松阪王子に向かいます。車で通ると左右どちらかに曲がるしかないと思っていましたが、つきあたりをまっすぐ入る道があります。熊野古道でした。



県道からそれて、静かになったので昼食タイム。阪和道を眺めながら、おにぎり2ケ。



歩きやすい道が続きます。



最初、廃屋に見えたのですが、中に子供たちの姿が。そろばん塾のようでした。



そろそろ次の王子かな、と歩いていて猫ちゃんと目があってしまいました。
猫はイマイチ・・・なのです。



猫ちゃんとバイバイしてすぐに県道にぶつかりました。そこに松阪王子がありました。



ここからまた県道歩きです。秋らしい景色がひろがっていました。



峠を少し下ったところに、汐見峠の説明版とお地蔵さんがありました。



春日神社に入り、松代王子を目指します。





本殿から少し下ったところに王子がありました。が・・・



神社から少し南下したところで、また標識がありました。



そこの王子跡と説明板です。説明によると、元々はやっぱり春日神社のあたりでしょうか。



疑問をひきずりながら、次の王子へ向かいました。菩提房王子です。




こぢんまりしてます。

次の王子に向かう途中、日限地蔵院がありました。階段を見上げ、足と相談してお参りはやめたのですが、このあと、この階段を降りてくることになりました。



祓戸王子への標識です。ここは熊野一の鳥居跡です。






祓戸王子です。実は、この王子へ向かう途中の道はすばらしかったのですが、どの写真もなぜかピンボケで、残念です。(何か霊気を感じました。そのせいかもしれません。)


最初は藤白神社へ引き返すつもりでしたが、なんとなく山道を進むと、先ほどの日限さんの裏手に出て、気がつけばあの階段を下りていました。そしてJR海南駅から電車に乗り和歌山駅へ。近くに住んでいながら、この区間の電車旅も初めてで、楽しめました。さて、次は・・・。