竹田城跡

応仁の乱における西軍の総大将、山名宗全による築城で、太田垣光景が初代城主と伝わる。
以降太田垣氏6代が続き、その後信長、秀吉軍に攻められ、秀長、そしてその家臣桑名重春(のち和歌山城代)が城主となり、秀吉に投降した赤松広秀が最後の城主となる。関ヶ原の戦いにより赤松広秀切腹、1600年廃城となった。現在残っている石垣は、この赤松氏時代のもののようです。
 
 
駐車場から一番なだらかなコース「かめコース」を歩きます。片道約30分。
この景色が見え始めると、すでに気持ちが高ぶっていました。

 
 
 
かめコースは、北千畳と呼ばれる一画にある大手門に着きます。

 
 
 
北千畳。

 
 
北千畳の端っこです。
前日までの天気予報は、曇り時々雨。ところが当日、どういうわけか、快晴でした。

 
 
 
息を呑む、という言葉を実感します。
周りに、無粋な囲いなど一切ありません。

 
 
 
北千畳から見る本丸、天守跡。

 
 
 
かつて、こんな景色は見たことがありません。

 
 
 
南千畳。
 
 
 
天守跡から見る南千畳。

 
 
 
お昼時。弁当を持ってくるという発想がなかったことを悔やみました。

 
 
「雲海に浮かぶ天空の城」
これは立雲峡から見える竹田城のようですが、
晴れた日、その地に足を踏み入れても、圧巻でした。
 
 
撮影日:平成23年10月21日