三社参り③(日前国懸神宮)

和歌山電鐵貴志川線日前宮(にちぜんぐう)駅からすぐ北に
日前(ひのくま)、国懸(くにかかす)両神宮があります。
総称して日前宮(にちぜんぐう)と呼んでいるようです。
 
よく見ると、鳥居が痛んでいますね。

 
 
 
日前神宮のご神体は日像鏡(ひがたのかがみ)、祭神は日前大神
國懸神宮のご神体は日矛鏡(ひぼこのかがみ)、祭神は國懸大神
この鏡は、三種の神器に次ぐ宝鏡とされ、
天照大神の天岩戸伝説に関係があります。

 
 
 
参道を真っ直ぐ北に行くと、二手に分かれます。
右が國懸、左が日前です。

 
 
西にある日前神宮

 
拝殿。

 
 
 
 
東にある國懸神宮
 
神殿屋根。

 
 
この、日前国懸の神に、今もお仕えしているのは紀氏(きいし)で、
2千年以上も続く家系(出雲系)だとか。
これほど古い家系は
出雲の千家・北島の両家、天皇家、そして紀家ぐらいだそうです。

撮影日:平成23年7月9日