2011-07-11 三社参り③(日前国懸神宮) 和歌山県 和歌山電鐵貴志川線日前宮(にちぜんぐう)駅からすぐ北に日前(ひのくま)、国懸(くにかかす)両神宮があります。総称して日前宮(にちぜんぐう)と呼んでいるようです。 よく見ると、鳥居が痛んでいますね。 日前神宮のご神体は日像鏡(ひがたのかがみ)、祭神は日前大神。國懸神宮のご神体は日矛鏡(ひぼこのかがみ)、祭神は國懸大神。この鏡は、三種の神器に次ぐ宝鏡とされ、天照大神の天岩戸伝説に関係があります。 参道を真っ直ぐ北に行くと、二手に分かれます。右が國懸、左が日前です。 西にある日前神宮。 拝殿。 東にある國懸神宮。 神殿屋根。 この、日前国懸の神に、今もお仕えしているのは紀氏(きいし)で、2千年以上も続く家系(出雲系)だとか。これほど古い家系は出雲の千家・北島の両家、天皇家、そして紀家ぐらいだそうです。 撮影日:平成23年7月9日