2011-07-04 三社参り①(伊太祁曽神社) 和歌山県 和歌山県での三社参りは、・日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)・竈山神社(かまやまじんじゃ)・伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)の三社に詣でることを言います。 和歌山電鐵貴志川線の最寄り駅名でいうと、日前宮、竃山、伊太祁曽になります。 ここは伊太祁曽駅から南に数百メートル程にある伊太祁曽神社。駅名はいだきそ、神社名はいたきそ、と明確に使い分けています。 一之鳥居から参道を歩いて、最初に目にするのが、この景色です。 主祭神はスサノオの子で、木の神として信仰される神、五十猛命(いそたけるのみこと)。やっぱり「いたきそ」かな。 『続日本紀』の文武天皇大宝2年(702年)の記事が初見になり、元々は、現在の日前宮の地に祀られていたとあります。 二之鳥居。 二之鳥居から太鼓橋を渡ります。 渡りきると、左手にご神木があります。 拝殿。 拝殿の前に、こんなに木があるのはやはり珍しいと思われます。 本殿の屋根。 ここの太鼓橋の反りは、緩やかです。 上代、このあたりは浜辺だったようで、すぐ西の吉礼あたりには縄文中後期の貝塚が出ているそうです。 どうも、和歌山の三社は神話の世界に誘ってくれるようです。 撮影日:平成23年7月3日