三社参り①(伊太祁曽神社)

和歌山県での三社参りは、
日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)
竈山神社(かまやまじんじゃ)
伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)
の三社に詣でることを言います。
 
和歌山電鐵貴志川線の最寄り駅名でいうと、
日前宮、竃山、伊太祁曽になります。
 
ここは伊太祁曽駅から南に数百メートル程にある伊太祁曽神社
駅名はいだきそ、神社名はいたきそ、と明確に使い分けています。

 
 
 
一之鳥居から参道を歩いて、最初に目にするのが、この景色です。

 
 
 
主祭神スサノオの子で、木の神として信仰される神、
五十猛命(いそたけるのみこと)。やっぱり「いたきそ」かな。
 
続日本紀』の文武天皇大宝2年(702年)の記事が初見になり、
元々は、現在の日前宮の地に祀られていたとあります。
 
二之鳥居。 

 
 
 
二之鳥居から太鼓橋を渡ります。

 
 
渡りきると、左手にご神木があります。

 
 
 
拝殿。
 

 
 
 
拝殿の前に、こんなに木があるのはやはり珍しいと思われます。

 
 
 
 
本殿の屋根。

 
 
 
ここの太鼓橋の反りは、緩やかです。

 
 
このあたりは浜辺だったようで、すぐ西の吉礼あたりには
縄文中後期の貝塚が出ているそうです。
 
どうも、和歌山の三社は神話の世界に誘ってくれるようです。
 
撮影日:平成23年7月3日