正暦寺

奈良市菩提山町(ぼだいせんちょう)にある正暦寺(しょうりゃくじ)。
清酒発祥之地」と知ってやってきました。
国道169号線から少し東に入ったところですが
感じのいい参道入口が迎えてくれました。

 
 
 
992年、一条天皇の発願により創建とあります。
苔むした石垣がきれいです。

 
 
 
ありました。「菩提もと」の石碑。

 
 
 
菩提仙川に沿って少し歩きます。

 
 
 
往時は堂塔・伽藍86坊を数える大寺だったそうですが
現在は、福寿院客殿(国重文)、本堂、鐘楼のみが残っています。
福寿院の石垣と菩提仙川。

 
 
 
 
福寿院を過ぎると、本堂への階段があります。
その前にある石仏群です。

 
 
 
本堂への階段。鐘楼が見えます。

 
 
 
本堂。この日は何やらあるらしく、開扉されていました
 
 
 
瞑想道場の日だったのでしょうか。
後で調べると、『めいそうの会』(毎月第1日曜日、午後2時~5時)
とありましたので、ちょうどその準備の時間だったようです。 

 
 
 
本堂に向かって左の空間。
奥の仏塔(?)とともに、この一画の空気がすごく気になりました。

 
 
 
参道入口にこんなお地蔵さんもいます。

 
 
いい雰囲気のお寺でした。
着いた途端、「紅葉がええやろなぁ」と思いました。
それもその筈、「錦の里」と云われるほどの名所だとか。
 
秋に来て、菩提もとの酒を買って、ぬる燗で夜長を楽しむ。
どうでしょうか。今から楽しみです。
 
訪問日:平成23年6月5日(日)