2011-05-03 観心寺 大阪府 橋本市から西高野街道を北上し、南河内グリーンロードを経て国道310号線へ。しばらくして道路沿いにある観心寺。 701年、役小角によって開かれ、運心寺と呼ばれた。808年、空海が境内に北斗七星を勧請され、その後815年、本尊如意輪観音菩薩を刻まれて寺号を観心寺と改称される、とあります。 金堂への参道。つつじ、さつきの季節のようです。 綺麗な花ですが、私には名前がわかりません。 拝殿と池。 金堂(国宝)。大阪府下最古の国宝建造物とのこと。当寺を厚く信任された後醍醐天皇が、楠木正成を奉行として金堂外陣造営の勅をだされてできた、とあります。 建掛塔(たてかけのとう)。三重塔建立予定が、正成が湊川で討死したため未完のまま今に伝わっているようです。 簡素で広い境内です。 開山堂。この右手奥に楠木正成首塚があります。 このお寺の奥に後村上天皇桧尾(ひのお)陵があります。そこに向かう道です。 桧尾陵(ひのおのみささぎ)。後村上天皇は、後醍醐天皇につぐ南朝2代目の天皇。戦いに明け暮れ、40歳で崩御されたようです。 役小角から空海、そして後醍醐天皇、楠木正成。歴史は感じましたが、最近はやりのパワースポットという意味では、少しパワー不足かも。何かせまり来るような空気観はありませんでした。 でも、記念に「北斗の塩」のお守りを買いました。