施福寺

西国三十三箇所音霊場の第四番札所。
ここが登り口。本堂までは約1キロのようです。

 
 
参道にはこういう丁石が立っています。本堂まで、あと六丁ということです。

 
 
起難と受難。なるほど。

 
 
山門。登り口から約440メートル。ここにたどり着くまで、だらだらと結構な登りです。

 
 
山門からは、さらに急な坂が続きます。

 
 
由来に「八百の僧坊」とありましたが、こういう石垣が多く残っています。

 
 
愛染堂(弘法大師御剃髪所)の大師像。
ここから少し登ると、毛髪を祀るとされる弘法大師御髪堂があります。

 
 
本堂。

 
 
西国三十三箇所観音堂。三十三箇所の観音さまが祀られている。
格子の一箇所だけ空いていたので、覗いてみました。確かに多くの像がありました。

 
 
本堂奥にある本坊の中。

 
 
本尊と背中合わせの後堂(本堂の裏側)にある馬頭観音
「西国札所巡礼の中興者とされる花山法皇を、馬が道案内した」と伝えられているそうです。

 
 
馬頭観音前にあった、これは何でしょうか?

 
 

 
本堂から少し逸れた処にある虚空堂へ行ってみました。
ここの階段は急勾配で、20~30メートルはあり、下りは、滑り落ちたい衝動に駆られました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
断崖の上に建てられています。

 
 
来た道を下ります。山門が見えた頃には、足が少々鍛えられたような気になりました。

 
 
でも、山門をすぎてのだらだら坂の下りは、辛いものがありました。

 
 
西国三十三所観音霊場の中では、上醍醐寺の表参道に次ぐ難所らしいのです。
山門からの勾配は相当きついと思います。