伏見

東寺訪問のあと、サンドイッチを食いながら地図を眺めていて、「伏見桃山城」という文字を発見。最近、司馬遼太郎関ヶ原」を読んでいたせいか、秀吉、三成、左近、家康、正信の顔が浮かんできて、行き先決定。ナビの指示どおりに行くと、細い路地に入り込んで結局、御香宮神社近くの駐車場へ車を止めて、歩きにした。
駅前の雑然とした雰囲気で、この辺には、京阪電車伏見桃山駅近鉄桃山御陵前、JR奈良線桃山駅の3駅が密集していたのを後で知りました。

 
 
御香宮のことが少しわかります。

 
 
拝殿です。どことなく徳川の雰囲気かな。

 
 
ちょうど祭りの準備のようで、ここで引き返しました。

 
 
すぐ東に国道24号線が通っています。伏見桃山城へは、ここを渡ってさらに東へ。

 
 
名前を見て思わずシャッター。
松平筑前は、前田利家と書かれたものもありましたが、おそらく利家の四男:前田利常のことだと思われます。

 
 
案内板のとおり行くと、たらたら上り坂。大きな家ばっかりです。
駅前からはほんの少ししか離れていませんが、まったく雰囲気が違います。

 
 
空き地にこんな看板。伏見城にきた実感が沸いてきました。

 
 
で、着いたところがここです。運動公園?、まあ案内板にもそう書いていたしなぁ。

 
 
おお、これはすごい。秀吉がいそうな雰囲気。

 
まわりの荒涼とした雰囲気もいいなぁ。

ところが、帰って調べてみると、
ここは1964年(東京オリンピックの年や)に遊園地として開場。天守閣は模擬。2003年遊園地は閉鎖。今は京都市が運動公園として整備、とある。まあ、荒涼とした雰囲気はわかる気がするなぁ。今でいうテーマパークの建物か・・・・・でも雰囲気あったけどなぁ。
 
帰りは住宅街方面ではなく、途中、林の中へ入る道があったのでそこへそれた。
下の写真は、林を抜けたところ。右の石碑には「桓武天皇御陵参道」とある。御陵の場所も知らず、参道を戻っていたことになる。

 
で、すぐ横に写真の石碑があります。私は、伏見桃山陵明治天皇陵)と柏原陵(桓武天皇陵)の参道が交わる地点に立っていたことになります。

 
下の写真は、この石碑をバックに駅前方面を見ています。この参道の長さに感動しつつ、御陵へはどちらも行きませんでした。

 
こういう所に来るときは、下調べが肝要です。実際の伏見城伏見桃山陵あたりにあったとか。
また来ます。2010年10月11日、暑かったです。