おもしゃいな(旧那賀町その1)

紀の川市観光協会が作った「おもしゃいな」というかわいいマップがあります。
今日はそのうちの旧那賀町に行ってみました。
 
那賀町といえば、華岡青州。あまりに有名なので、青州生誕地や青州の里はパスします。
 
青州の父、直道が農民救済のために造っておいた池を、私財をなげうって、拡張した。
完成した池を青洲は「垣内池」(かいといけ)と命名し、そのまま農民に与えた。とあります。

 
上の写真の右に見える石碑です。
 
青洲自身が建てた自作自筆の小歌碑があり、かろうじて「華岡青州」とう字だけは読みとれます。
碑面には次のように刻まれているそうです。
 
 
水みたば
心をこめて田うへせよ
池の昔を思ひわすれず
 
 
 
 
 
次に向かったのは、旧名手宿本陣です。
大和街道に面しているという事ですから、この道が旧大和街道です。
注意していないと見落としそうな場所です。

 
入り口です。御成門とあります。(お城みたいです)
もとは、土豪妹背家の邸宅であったが、
大和街道に面していたため、参勤交代時の本陣に定められたとのこと。

 
母屋の内部です。

 
箱の文様が、家紋に思われたのですが、どうもわかりません。
「丸の内に二つ引き」という家紋ではないでしょうか。
 
風通し抜群です。

 

 
お殿様の部屋でしょうか。

 
御座の間の前にある土塀です。

 
この妹背家は、華岡青州の妻「加恵」の実家だそうで、また話は青州に戻ってしまいました。
 
このあと、紀ノ川を南に渡って、麻生津方面に行きました。つづく。