小田井用水

先日たまたま出会った龍之渡井(たきのとい)。
説明文にあった小田井用水の4施設(登録有形文化財)を訪ねました。西から東へ。
 
まず、岩出市にある「木積川渡井」(きづみがわとい)。紀伊国分寺跡の少し北西にあります。

 
西を向いています。緩やかな流れです。

 
改造、大正3年3月とあります。

 
このあと上ります(東へ)。国道24号線より北側の旧道を通りました。

 
JR和歌山線と併走。

 
紀の川市、旧那賀町に入ったあたり。
ご苦労されている方には申し訳ありませんが、この鯉のぼり、少し「中途半端」です。

 
次は、先日出くわした「龍之渡井」。今日は、よく見えるスポットを探しました。

 
やはり4施設の中では、一番大きいです。

 
次は「小庭谷川渡井」(こにわだにがわとい)。
笠田高校の近くにあります。車道から(南を向いています)。

 
ここは水量も多く、流れも早かった。

 
南から北を向いた遠景。

 
 
次は「中谷川水門」(なかたにがわすいもん)です。
いままでの水路橋とは違う伏越(ふせこし)<サイホン>です。
確かに、わき水のような動きでした。不思議です。

 
水門の西側に、綺麗な町並みがあります。国道から少しだけ南に入った異空間。

 
初桜酒造さんのお屋敷(登録有形文化財)だと思います。

 
ほんとに綺麗な所です。

 
初桜酒造さん。右手(北)が国道24号線、左手(南)に水門と町並み、という位置取りです。

 
4つの施設が、とぎれることなく水路で結ばれていること。 
そしてこの用水路が、いまだに生活と結びついていること。
月並みな言い方をすれば、「昔の人はすごい!」