2010-04-25 文蔵の滝 和歌山県 カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した映画「地獄門」。原作は菊池寛の「袈裟の浪人」。主人公は遠藤盛遠(えんどうもりとお)。この盛遠に、覚悟の上で討たれた袈裟御前の悲話。盛遠は鳥羽天皇に仕えた北面の武士。19歳で出家、文覚(もんがく)となった・・・・・・。 と受け売りを書きましたが、この文覚上人が荒行をしたと伝えられる、文蔵の滝へ。 串柿で知られる四郷にあります。天気は良かったのですが、風は冷たかった。もうすぐ5月だというのに・・・ 簡素な説明文です。 車道沿いには駐車場(3台くらい)があり、そこから階段を登ります。 ステンレスむき出しの鳥居は初めて見たような。 滝から流れ出る水量は、そこそこ、でした。 少し入り込むと、滝壺とおぼしき所が見えました。よく見ると、ロープがぶら下がっているのが見えます。今も荒行をする人が多くいるそうです。 で、実は、「滝は見えないなぁ」と思いながら、諸般の事情もあり、ここで引き返しました。後でわかったことですが、この滝壺の近くまで歩かなくては、見えないようです。上の写真は少々望遠で撮っています。残念ですが、また来ます。近くにあるという堀越癪観音にも行ってみたいし。