阿須賀神社

前回、神倉神社をアップしてから随分と日が経ちました。
熊野巡りを一気にアップしようと思っていましたが思う
ようにはいきません。




この徐福の碑は、新宮駅前にある徐福公園のものではありません。
須賀神社の参道入口にありました。








阿須賀と書いて「あすか」と読みます。
熊野川河口にあって、浅州処(あすか)という地名であったとか
元々のご神体であった蓬莱山が、昔は飛鳥山と呼ばれていたとか
名前の由来は諸説あります。










拝殿は昭和20年に空襲で焼け、昭和27年に再建されたようです。








主祭神事解男命(ことさかのおのみこと)。
イザナギイザナミから生まれたとされている。

家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)、スサノオです。
熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)、イザナギです。
熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)、イザナミです。
いわゆる熊野三山に祀られている神々です。





須賀神社は、熊野発祥の地であるとの伝えがあります。
本宮は崇神天皇の頃、新宮(速玉)は景行天皇の頃であり
須賀神社はそれ以前からあったということらしい。









出雲の神々が、別名で祀られている。









拝殿うしろの蓬莱山。徐福伝説とリンクしている。









昔は王子社であったらしいが、
今は九十九王子には含まれていないようだ。


熊野は、神仏習合の色合いが濃く、熊野権現という言い方をする。
熊野権現とは、スサノオイザナギイザナミのことだということになる。
それにしても、主祭神である事解男命のことが分からない。


平成27年4月